10年前の本なので今はどうかという話も中にはありましたが、お医者さんが書かれた「シニアのための海外快適旅行術」という本を読みました。
私がシニアかどうかはなんとも言えませんが、会社の本棚にあったので手にとってみたのです。
その中で興味深かったのは、10年前のその本の執筆当時は、調べてみると「機内の空気清浄」をきちんと考えていた航空会社は、ユナイテッド航空だけだったようです。
自社所有の飛行機には、すべて高性能の空気清浄機を備えていたそうで、数ミクロン単位のチリなども吸着する優れもののようです。
当時このような「機内の空気がキレイどうか」というデータを公開していた航空会社はUAだけだったとのこと。
日本航空も全日空も「機内の空気に関して、どんな基準を設けているか」という質問をしても、「資料がありません」と答えるだけだったようで、これはイコール「何もしていません」と同義でしょう。
調べることになった理由は、著者が妻と旅行した際、奥さんがスカンジナビア航空の飛行機の機内で、突然花粉症のような症状が出てしまい、乗っている間中くしゃみや鼻水に苦しむことになり、下りた途端に治ったという経験からだそうです。
飛行機は換気する際にエアダクトを通じて換気する際に空気を浄化する仕組みがあるようですが、古かったりメンテが行き届いていない場合には、こういうことがあるのでしょう。
SARSの影響で、最近はエアフィルターにHEPA(High Efficiency Particulate Air Filters)を採用している航空会社も多いようです。
空気中の不純物(バクテリア、カビ、ウイルス、ほこりなど)を0.3ミクロンの精度で99.97%の確率で除去してくれる優れものだそうで、現在それを使ってますというアピールをしている航空会社はユナイテッドとキャセイパシフィックだとか。
アピールしていなくても使っている会社はあるのでしょうが、あの激マズな機内食に大雑把なサービスのユナイテッドが、ずっと昔から機内の空気に気を使っているなんて、面白い話ですね。
ウィルスなどで病気に感染しないようにするために湿らせたマスクなどが非常に効果があるそうです。
使い捨てでも最近保湿シートが入ったマスクがあるみたいなので、乾燥著しいこの季節、準備をしていきたいなと思います。
参考「シニアのための海外快適旅行術」田村康ニ 洋泉社
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