こまりんさんのコワい話

真夜中の咆哮

この部屋に住めますか?

真夜中の咆哮

幽霊物件

皆さま、お待たせいたしました。

こまりんさんの実体験話、最新版です。

今回も怖いというより、ちょっとほっこりなお話ですよ。
では、お楽しみください。

友人からの紹介で、中古住宅の建物診断に行った時のお話しです。

中古といっても、まだ築7年とのことなので、診断することもないのでは?と思ったのですが、友人によると、この住宅の購入を検討しているご夫婦が相場よりかなり安いので、大きな欠陥などがないか心配しているとのことでした。

住宅といっても、実は店舗と住宅を兼ねた建物で、購入を検討しているご夫婦は、ご主人がパティシエ、奥様が管理栄養士をされていて、今までご自身のお店を住宅地に持つというのを目標に頑張ってきて、つい最近「これは!」と思う物件に巡りあったとのことです。

不動産屋を介さないため格安でというお話しではあったものの、実際に見てみると、この状態であまりにも安い金額に、疑惑が生じてしまったそうです。

そのお宅は、東京近郊の県にあり、昔は高級住宅地だった場所にありました。

お店の出入口は道路沿いにあり、童話の世界に出てくるような構えの扉がついていました。

資料によると、1階は裏が住居入口とお店の裏口、お店部分、調理場、倉庫と冷蔵室があり、2階から上が住居になっていて、2階には10畳+6畳ほどのリビングとキッチン、3階はベッドルーム8畳+6畳の二部屋あるので、もし将来お子さんが出来ても十分な広さでした。

後で入ってみてわかったのですが、1階のお店の床は総大理石で、とても高級で上品な内装でした。

「こんな素敵な物件が○千万円だっていうんですよ。私たちはすっごく気に入って、買う気満々なんですけど、うちと主人の両親がちゃんとした人に見て貰えって言うものですから・・・」

奥様の言葉に、なるほどとうなずいて、「図面もありますし、建物と照会してみますね」と言って、資料を広げようとすると、「あの・・・。お店のことなので、縁起の方も調べていただけますか?」と奥様が言うのです。

「えっ?縁起とは?」

「いえ、あの・・・例えば座敷童みたいなのだったらいいんですけど、それ以外はちょっと・・・」

「ああ、それ系ですね。わかりました」

友人の紹介だと、だいたいがこの「そっち系」の話も織り込まれているみたいで、いつものことなので、あっさり了解して、中に入ることにしました。

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エリサ・ラム事件 こまりんさんからのメール

エリサ・ラム事件に関連するエレベーターの監視カメラの映像を載せましたが、私の依頼について、こまりんさんからメールをいただけました。

「エリサが乗っているエレベーターは確かにゴーストが3体くらい居るけど~??

操作盤の前と、その真後ろの壁、カメラの真下ね。

エリサがいなくなった後のエレベーターの映像を良く見てご覧~??白い煙と黒い煙が浮遊してるよ。

ただ彼女、ちゃんと生きた人間に殺されてるよ。これは直感だけど多分、ホテルの中の人に彼女が怯えるほどの怖い人がいたみたいだね。

彼女は人の心の中がわかるような力の持ち主だったのかな?俗に言う、感受性が強いって言うヤツね。

見た目は紳士的でも中味は猟奇殺人の願望がある人を見抜けるタイプ。
犯人は今もとても良い人の評判で、きっと今も普通に社会に溶け込んでいると思うよ。

そんな殺人願望がある人間が出入りしているホテルだから、浮遊霊も寄ってくるってもの」

なーるほど。

言われてよーく見てみたら、本当にいましたよ“GHOST”がっ!

めっちゃ怖いsweat01

皆さんも、再度見てくださいな。
きっとわかりますよ。

エリサ・ラム事件は、話を続けようと思っていましたが、こまりんさんが見てくれた内容で、もういいやって感じです。

シンディ

新春、不思議話の登場です。
こまりんさんから、年末年始のNY旅のお話しが送られてきましたのでシェアしますね。

ドラマや映画の撮影でよく使われる(最近だとゴーンガールとか)、ある有名ホテルに宿泊されたそうですが、その部屋に出たんですよ。
色々ググってみましたが、そのホテルのお化け話や怖い噂などは皆無だったので、見える人にしかホテルの人も話さないのかなぁ~と。

でも、ある口コミサイトで「清掃がなってない。他人の髪の毛が落ちていた」っていうのがあって、それって実は・・・・なんて思ってしまった私でした。

だって、こまりんさんとシンガで一緒に泊まった時、バリバリ霊現象だったにも関わらず、まったく気づかずにいたという私なので(笑)

お話し自体は怖い・・・という感じではないのですが、なんだか「いる」のが普通って感じが、面白いなと思った内容でした。

では、お楽しみください。

****

年末恒例のNYエンタメ鑑賞旅行。
去年もミュージカルだのなんだの、色々と予約して楽しんできました。

今回は、エンタメ三昧のためにロケーションの良いところにホテルを取ろうと探していたのです。
通常、名の通ったホテルだと年末年始は空き室がなかなかないのですが、なぜか空き室ありで、サラッと予約決済が完了したホテルがありました。

その名は、P(以下略)ホテルNY。

かなり有名なホテルで、ドラマや映画の撮影にもよく使われています。
最近では、ヒット映画のゴーンガールで使われたとのことで、それを見た日本人宿泊客も多いようでした。

私はとりあえず片っ端から空き室検索して、空き室があったので予約したのですが、到着してみるとなるほどと納得の豪華なロビーでした。

『人気ホテルなのによく空いてたなぁ~』

しかし、チェックインカウンター前は人・人・人!!
わりと大きなホテルでもあるので、予約客も多いのでしょう。

チェックイン時間より早い昼頃に到着したのにこの状況。
仕方なく並んでいると、待つこと数10分。

やっとカウンターにたどり着いたと思ったら、「ご予約のスタンダードルームは空室がありません。他のお部屋でもいいですか?」とめちゃめちゃ早口の英語で言われ、ちょっと戸惑いました。
外国で仕事をすることも多いのですが、ニューヨーカーの英語って、聞き取りにくいんですよね。

「予約したスタンダードより広いならOK」と伝えました。

それですぐ部屋が決まるのかと思ったら、またしばらく待たされ、結局、部屋に到着したのはチェックインカウンターに着いてから50分は経過していました。

部屋は、1502号室。
リビングとベッドルームに分かれた少し広めの部屋でした。

リビングの窓のからは5番街の通りと摩天楼がぼんやりと見えて、なかなか良い感じです。
ベッドルームの窓も大きく、清潔感もあり、なかなか幸先の良いスタートだわ!なんて素直に喜んだものです。

ミュージカル劇場が多い地域からは遠いのですが、予約している夜のミュージカル会場は、ホテルの通りからすぐです。
夜のために水やワイン、おつまみなどを買い出しに出かけて、のんびりし、シャワーを浴びて夜を待ちました。
立地が良いので、買いたいものがすべて近くで調達可能♪

「まさにストレスフリー♪」

なんて、にんまりしていたのです。

最初のミュージカルを堪能し、大満足で部屋に戻り、就寝・・・のはずですが、時差が大きいために夜はどうしても目が冴えてしまい、ベッドでうとうとしていても、結局目が覚めてしまいました。

諦めてリビングルームに移り、テレビをつけてワインを飲みながらおつまみを食べていました。
すると、いきなりどこかから「ザー」というシャワーの音がしてきました。

「・・・・?」

こんなホテルで隣の部屋のシャワー音が聞こえるなんて、そんな安普請には見えないけど・・・。
そんな壁薄い???

「・・・でも、すごいはっきりしてない?」

TVを消して、耳を澄ませてその音を聞くと、なんだかとてもクリアに聞こえてくるのです。

まるですぐそこで誰かがシャワーを浴びてるような・・・。

「・・・・・もしかして」

夕方自分が使ったバスルームの方に耳を傾けると、どうもそこから聞こえているようなんです。
それは、さっきまでいたベッドルームの奥にあるのです。

そっと歩いてベッドルームに戻ると、やはり音はそのバスルームからでした。

「・・・なんでよー」

恐る恐る近づいて、バスルームのドアを開けると、電気は消えているのに開けておいたはずのカーテンが閉まっていて、シャワーの水が勢いよく出ていました。
そして、暗い中にボーっと人の影が見えます。

「・・・マジ?!」

バスルームが湯気で暖かくなっています。

これは・・・霊・・・・のアレだよね~??

すぐにドアを閉めて、とりあえずリビングに戻りました。

「・・・・・どうしよう」

慣れているとはいえ、あれだけはっきりとした霊現象に遭ってしまうと、さすがにちょっと嫌だなという気になります。

でも、夜中だし、部屋を変えてもらうというほどのこともないかなぁ~。
疲れてるし、スーツケースの中身も全部出しちゃったし・・・。

うだうだ悩みつつも、出した結論は、「このまま電気つけっ放しで寝てしまおう!」というものでした。

ニューヨークでも、ホテル滞在で幽霊に遭遇は初めてではありません。
慣れというのは恐ろしいもので、こういう時に肝が据わっちゃうというか、もういいかって気になってしまうから不思議です。

そうやって平気そう(本当はそうでもなかったけど)にしていたからか、ベッドに入ってからは再度シャワーの音に悩まされることはありませんでした。

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箱根の宿

秋の長雨も小休止ですが、なんだか今日もパッとしない天気です。

まだ暑い時にこまりんさんからいつもの怖い話を送ってくれていたのですが、今回は結構な長文だったので、なかなかリライトできず、今になってしまいました。

箱根のある高級旅館でのお話です。
私は、旅館の名前も読みましたが、さすがに書けないので、出来事のみ掲載です。

夏は終わったようですが、夏の余韻をお楽しみください。

*****

今年の夏は、いつにも増して忙しく、お盆休み返上で仕事をしていました。

それでも、せっかくの夏で、家族恒例の夏の温泉旅行はしたい!と話していたのですが、箱根の希望の宿は露天風呂付の部屋が満室で、予約ができません。
仕方ないので、電話をして「空が出たら教えてください」とお願いしていたのです。

家族とは、父と母、そして海外から帰国していた兄と私の4人で、箱根のある温泉旅館がいつもの宿でした。
その宿の露天風呂付の客室は、とても人気があり、いつも1部屋か2部屋くらいしか空がないんです。

お盆も近いし、さすがに無理かなと思っていました。

そんな諦めムードで日が過ぎていたある日、急に空が出たという連絡が宿からありました。
キャンセル料が発生する3日前の夜のことでした。

もうだめかと思っていたので、家族で大喜びして早速支度をして実家に集合しました。

「今年の夏はラッキー♪」

単純に喜んでいた私でしたが、横でお茶を飲んでいた兄が「お前は能天気だよなぁ」と呆れたように言いました。

「なによ」

そういってにらむと、「人生にたまたまとか、ラッキーなんてない。な~~んか理由があるんだろ。こんな時期に希望の部屋が空くってことは、つまりそういうこと!」と言ったのです。

「そんなこと・・・行ってみないと分からないでしょ?」

無視して支度を続ける私に母が「ママは、最上階の角部屋だと思うわ。で、いつもの幽霊が出るのよ」となんだか確信あり!という顔で言いました。

「やめてよ、ホントに」

うんざりしましたが、父までが「だけど、料理は美味しいし、出るもんは見ないようにすればいいわけだし、何とかなるだろ~」とまるで「出る」ことが前提で話していました。

「ふー」

まぁ、私たち家族が行くところ、ほとんどすべて幽霊ありですからね、仕方ないです。

私たちが行った宿は、以前お話しした骸骨が露天風呂に出た旅館の川を挟んで正面に建っています。
駅が近いので、老齢の両親のために、最近はその宿に泊まることが多くなっていました。

深夜でもいつでも、気兼ねなく大好きなお風呂に入れるように、露天風呂付のお部屋予約が旅の条件です。

その宿は、大浴場も2か所にあり、ものすごい広さです。
部屋数も多い宿なので、このくらいの規模の大浴場が必要なのかなと思います。

箱根まですんなり到着し、チェックインを済ませると、案内の方が来るまでしばらくロビーで待ちました。

ほどなく、着物をきた女性がやってきて、私たちを部屋に案内してくれました。

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寂しがり屋のあなたに、こんなお部屋はいかが?

皆様、こまりんさんの最新作です。

いえ、作って言っても実話です(笑)
毎度のことながら、なんでこんなことばっかり起きるんでしょうねぇ。

本当にお話会とかして欲しい。
というか、そういうところに連れて行って欲しいです。

今日は、あるお部屋にまつわるお話です。

****
私の事務所の仕事は、仕事を終えると現場事務所に説明に行き、納品というパターンがほとんどです。
このため、打ち合わせなどは先方の現場事務所まで出向いて行くことが多いのです。

ある日、ある現場での打ち合わせが入っていたのですが、別の現場で急遽打ち合わせをしなくてはならなくなり、今まで2人だけでは打ち合わせに行ったことのない事務所の男性スタッフ2名に当初私が行く予定だった打ち合わせを代わってもらうことになりました。

「コミュ力なくても、説明だけだから頑張って!!」
「ま~自信はないですけど、行ってみます。」

そんな会話を交わしながら、午後は別行動となりました。
ふたりが向かったのは、都内の新築現場でした。

最近、現場事務所は元請のゼネコン社員が社員が所長や副所長を務めていますが、一般所員のほとんどは派遣の男性が多く、ここも例外ではありません。
そのため、人の入れ替わりもあり、担当者は社員ですが、毎回同じ顔ぶれということもないのが普通です。

ふたりは以前にも何度かは現場に行っていたので、その時に知り合った東野太郎(仮名)という派遣の男性と顔見知りになっていました。
穏やかな優しい感じの男性で、みんなから「太郎ちゃん」と呼ばれていました。

地方から出てきて、埼玉で一人暮らしをしているという太郎ちゃんは、とても面倒見の良い人で、うちのスタッフを案内してくれたり、色々と気を使ってくれているようでした。

また、実家にも仕送りをしているようで、「派遣の方が大きい現場を経験できるからさ~」とポジティブな明るい人でした。
うちのスタッフとは同じくらいの歳でしたが、ずっとしっかりしています。

別の場所での打ち合わせを終え、事務所に戻ろうとしていた時のことです。

スタッフの一人から電話が掛かってきました。

「お疲れさま。どう?うまくいった?」

「こっちは大丈夫っす。先輩、今終わって帰るところなんですけどー」

大丈夫と言っているのに、なんだか語尾が歯切れが悪いので、「どうしたの?」と聞いてみました。

「実は、太郎くんが変なんですよ」

「・・・変?変て何が?」

そう聞き返した私の耳に、なぜか鼻歌が聞こえてきたのです。
どうやら子供の声らしいちょっと甲高い、可愛い声でした。

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大学の大講堂

こまりんさんシリーズ最新作です。

とはいえ、今回はこまりんさんの事務所のスタッフの方(大学の後輩)が、大学時代に遭ったちょっとだけ怖い出来事です。

マネキンの時は「こまりんさんと一緒に仕事をするうちに見えるようになった」ことにしてありましたが、ご本人が「別に公開していいですよ」とお許しをくださったので、解禁となりました。

今回は、そのスタッフさんが大学時代に起こったプチ怖な出来事です。

***

私の出身大学は、都心にある理系の大学なのですが、授業料が比較的安価なためか、60年以上の歴史ある建物の立て替えや修繕はあまり行われておらず、古い校舎は明るい時間帯でも薄暗さがあります。

大講堂は机と椅子が一体になっているため、使用した時にきしんで出る音が風情があるといえばあるという状態です。

その大講堂は、同じ学科の生徒がすべて収容できるくらいの大きさなのですが、そこには「指定席」と呼ばれる席がありました。

一番後ろから数えて三列目、その一番隅っこの席が「指定席」です。
窓が高い位置にあるため、昼間でも少し暗く感じる席でした。

通常、誰の席はどこ・・・などと決まっているわけではないので、皆それぞれが座りたい席に座るのですが、その「指定席」だけは、誰も座ることはありません。

指定席に座る、その人だけが座ることを許されている席でした。

実をいうと、その指定席のいわれが何かなどは、まったく分からないのですが、私が現役の学生の頃も、同じ大学の後輩だった現オフィススタッフの2名が現役の頃にも、この「指定席」のことは、人から聞いて知ることになったのですが、だからといって、授業の時にそこに人が座っているのを見たことはありませんでした。

ここは指定席だからと、誰も座らないというだけでした。

しかし、ある日の出来事で、この席が誰の席なのか分かりました。

それは、私の事務所の現スタッフが、ある日研究室で遅くまで実験をしていた時のことです。
鞄に入れていたはずのノートパソコンがないということに気づきました。

「やべっ」

時間は既に23時を過ぎていました。

仲間に「明日探せば?」とのんびり言われても、学生の身分で高いお金を出して買ったものでしたし、必死に記憶をたどっていくと、昼間、大講堂に持って行き、試験問題が配られたのでメモと一緒に脇に置いたところまで思い出しました。

彼は、さすがにこの老朽化した校内をひとりで歩いて大講堂に行くのは怖かったので、仲間に頼んで一緒に行ってもらいました。

記憶をたどってから、行動に移すまでに時間がかかり、大講堂に着いた時には午前0時を回っていました。

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追ってくるマネキン 後日談

皆様、今回のこまりんさんのコワい話、楽しんでいただけましたか?

ユーミンさんがくださったコメントで「実話なんですよね?」とありましたが、確かにこんなこと本当にあるの?って思いますよね。

私も何か証拠になるものを見せてもらっているわけじゃないので、100%実話ですとは書けません。

いえ、別にこまりんさんを疑っているとかそういうんじゃないんですよ。
だって、私は一緒にコンドミニアムに泊まって、生まれて初めての心霊体験をしたんですもの。

疑いようがありません。

でも、何らかの証拠を確認している訳ではないので、みなさんに「確かに見ました!」とか書ける状況ではないため、信じているということとは別に「証明はできません」という意味です。

まぁ、そんなこと実際にはどうでもいいですよ。
これだけ面白い(←ホラー映画友の会主宰者としては)お話を毎回提供していただけるのですから、これからもどーぞよろしく!ってことしか言えないです♪

さて、この話には後日談があります。
こまりんさんとメールでやり取りしていた時、「マネキンがいるsweat01」ってタイトルのメールが入りました。

電車に乗っていた時、座れたので短い時間寝てしまいました。
目覚めるとやけに混んでいて、ふと見るとマネキンの白い足が生きている人間の足の隙間から覗いていました。

ですって(笑)
コワいわぁ~(^-^;

一緒に行った事務所のスタッフの方も「寝ていたらマネキンが添い寝していて絶叫した」って・・・・。

いくら美しくてプロポーション抜群でも、マネキンは嫌ですよねー(笑)
なんかのフェチでもない限り・・・。

次は、「兄からもメール」ってタイトルで来て、“黒い影で姿が見えなくなってるから気を付けろ”っていうのが入ったんですって!

命にかかわるほどの強い霊ではないから、そんなに神経質にならなくて大丈夫と書いてあったそうですが、具体的にどう対処したらとかが書いていなかったそうです(笑)

そっちが知りたいよねー。

こまりんさん一家の中で、実はこまりんさんが一番霊感が弱いのだとか。
このお兄さん、最恐のもっと↑なんです。

もう、表現のしようがないですよ。

さすがにブログには書けないお話も色々聞いていて、超のつく霊感の持ち主だと感じております。

今回の出来事は、さすがのこまりんさんも相当怖いと思ったみたいで、私としては楽しかったのですが、どうぞしばらくはこまりんさんをそっとしておいてあげてってマネキンに言いたいです。。。。

おあとがよろしいようで。

追ってくるマネキン 2

その1

誰かが来ることは特に聞いていなかったので、いったい誰?と3人でその場に突っ立たままじっとしていると、1階のシャッターが外から開きました。

入ってきたトラックには、仕事の依頼主の担当者Wさんと作業服を来た人が数人乗っていました。

「あら?Wさん」

するとWさんは窓から顔を出し、「こまりんさん、大丈夫ですか?」と聞いてきました。

何をもって大丈夫と聞いているのかはわかりませんでしたけど、以前お祓いした人が黒焦げになったことは知っているのかも知れないので、「もうー酷い目に遭ってますよー!Wさんは、どうしたんですか?」と叫びました。

「1階の廃棄物を取りに来たんですよ。上司が言うには奥の階段室に置いてあるっていうんで」

「そうですか。鍵は管理人さんから預かってますから」

下りてきたWさんは鍵を受け取ると作業員と一緒に階段室に向かいました。

人数が増えて、心強くはなりましたけど、少し前までの出来事で相当消耗していたので、階段室の1階はまだ見ていなかったので、一緒に着いてはいきましたが、ちょっと遠くで見ていることにしました。

Wさんは特に何も感じないようで、鍵を外して鎖をほどくまでは、作業員とテキパキ進めていたのですが、いざ扉を開ける段になると、「なんだか不気味な感じがするなぁ」と言ったのです。

何も見えない人もそう思うのですから、ましてや私たちなんて・・・。
いえ、以前は私一人だったのですが、事務所の男性2人もずっと行動を共にすることで見えるようになってしまったというのが本当のところなのですが・・・。

とにかく、私たち3人はもう懲りていたんです。

扉が開いて中が見えたので、少し乗り出して中を覗くと、意外にも物は置いておらず、ガランとしていたのです。
5階の出来事があったので、なんだか拍子抜けしてしまいました。

「これなんだ?」

Wさんがいぶかしげに言ったので、少し近づいて彼の視線の先を見ると、業務用の特大サイズの蓋付きポリバケツが5個並んで置いてありました。

『なにこれ?』

嫌な予感がしましたが、Wさんは構わずに「おい、これ処分しちゃってよ」と一緒に来ていた作業員たちに声を掛けました。

作業員はそれを見ると「これ、中はなんですかね?今、処分するにもうるさいんで、確認していいですか?」と聞いてきました。

「いいよー」

Wさんが軽く返事をしたので、作業員はポリバケツの蓋を開けました。

「ウゲッ!!何だよコレ!!」

「ゲッ!みんなこっち見てんじゃね?」

中を見た作業員たちは、口々に驚いた声を発しました。

近づいてみると、なんとポリバケツの中は全部マネキンの頭が入っていたのです。

すべて、蓋を開けたこちら側に顔を向けて、私たちをにらんでいるようでした。

「すっげーな」

いつの間にか横にいたAも思わずそうつぶやきました。

確かに、この異様な光景もすごかったのですが、その時の私はもっと気になっていたことがあります。

それは「足音」。

カツーン。

カツーン。

と、まるでハイヒールを履いた誰かが、階段を下りてくる音が聞こえていたのです。
その音はだんだんと近づいてきて、もうすぐそこまで迫っているように聞こえました。

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追ってくるマネキン 1

いやぁ~、今回は怖いですよー。
リライト作業していても、突然グワン!とか変な音がしたりして、恐怖MAXです。

かなりな長編なのと、途中まででギブアップしたので、なんとかリライトできた部分を載せることにします。

あー、おっかない。
もう、続きをリライトするの嫌だなぁ~。

では、皆さん、お楽しみください。

*****

先月の終わり頃から、ずっと同じ夢を見ていました。

薄暗く長い廊下をずっと歩いて行くと、行き止まりには大きな鉄の扉があるのです。
重い扉を思い切って開けるのですが、中には大量の首のないマネキンがいて、扉の前に立っている私めがけて一斉に走り出し、驚いて逃げる私をずっと追いかける足音が聞こえます。

気づくとそのマネキンたちは、私の真横まで追いついてきて、私の背中や腕にその不自然に白い腕をからめてきます。

そのマネキンの手を振りほどきながら必死で逃げていると、今度は何かに躓いて思い切り転んでしまう。
いったい何に躓いたのかと見てみると、足下にはたくさんのマネキンの頭が転がっているのです。

そして、すべてのマネキンの目は、私の顔をじっと睨みつけていました。
あまりの恐怖に絶叫し、毎回ここで目が覚めました。

「はぁ~、夢・・・・」

自分としては、珍しく過激な夢・・・いやこうなるともうホラーって感じですが、いったいなぜこんな夢を見るのか不思議に思っていたのです。

つい先日、耐震診断のお仕事をいただき、東京近郊の大きな倉庫群のあるエリアに行くことになりました。

以前は、アパレルメーカーの物流倉庫として使われていたそうですが、機械化が進んだ昨今では、人の手での仕分けもほとんど行われないため、倉庫としての利用頻度が下がり、その場所での在庫管理等も難しくなっていき、10年真にとうとう倉庫としての用ななさなくなり、そのまま放置され続けているそうです。

今年に入り、この倉庫を借りたいと希望する業者が出てきたため、耐震状況その他を診断し、安全にその業者に貸し出せる状態かどうかを報告書にまとめて本社に提出するというのが今回いただいたお仕事でした。

事務所の男性2人と車で移動し、ナビに入力した住所に到着した時には、目の前に建つ、まるで廃屋のような外観になぜか背中がぞっとしました。

建物は5階建てで、1階はトラックがそのまま入れる高さがあり、その横には管理人室がありました。

管理人さんは週3日しか出勤されていないと聞いていましたが、その日は出勤日だったことで、本社の○○氏から依頼を受けてうかがったことを伝えると、「へぇ」と言った後で「俺は、この辺りしかうろつかないから、上の階とかは知らないよ。図面出しておくから勝手に見て。カギも一式置いておくから勝手に使ってよ。悪いことは言わないからさ~、あんた達、さっさと帰った方がいいよ」と言ったのです。

確かにこの外観を見れば、昼間の日が当たった状態でも気持悪いのは否めませんでしたが、帰った方がいいと言われても、仕事が終わらない限り帰るわけにもいきません。
とはいえ、管理人さんに言われなくても、すでに嫌な気配を感じとっていました。

「さっさと終わらせて帰りますよー」などと適当に返事をして鍵を受け取ると、図面を出してくれるのを待って構造を確認し、まずは最上階から順番に下りてくることにしました。

奥にあるエレベーターに乗ったのですが、中はなんだか薄暗いため、懐中電灯を取り出して準備しました。
エレベーターも久しぶりに動いたのか、なんだか変な音がして、それも一層私を嫌な気分にさせました。

グワン・・・と音がしてエレベーターが止まると、ゆっくりとドアが開きました。
外に出ると何も置いていないがらんとしたひたすら広い空間に柱が無数に立っているだけの部屋でした。

締め切ってあるからか、じめっとした空気が漂っています。
加えてその日は曇りのち雨の予報だったからか、余計湿度が作業の邪魔になりました。

「暑いっすねー」

一緒に来たスタッフのうちの1人がうんざりした顔でそう言いました。

とにかく広い部屋で、普通これだけ大きな空間だと、階段が2か所はあるはずです。
まずはその階段の状況を調べようと、階段室の位置を図面から探しました。

ひとつは、今乗ってきたエレベーターの横、もうひとつはそこから対面のずっと奥にある扉の向こうのようです。
肉眼で見ても、広すぎて視力の良い私にも扉が小さく見えるのが分かる程度でした。

ゾク・・・背中に悪寒が走りました。

風邪でも引いたのかも・・・と無理やり言い聞かせて、調査を開始しました。
エレベーターの横にある階段室の扉を開け、中を調査しながら、ゆっくりと1階まで下りて行きました。

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