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人生は色々変わるから面白い その1

ずっと外資系企業で働いてきたのに、こんなこと言うのも変ですが、西洋的な価値観て、まったくもって日本人には合っていないなと思っています。
バリバリの日本企業の雰囲気は、全然向いていないんですけど、そういうことではなく、基本的な価値観がそもそもついていけないことが多いんです。

アグレッシブで和ではなく「自分がどう生きるか」的なことばかりで、「自分が自分が」がまず先で、人のためという話だと「施し」的な考えになってしまって、西洋だとボランティアも元々は「金持ちがやるもの」だったのわけです。
人間は神様に追放された原罪のために労働をさせられることになったというのが、欧米の「労働」に対する考え方です。
以前の会社にいた頃、若い頃にリタイアすることが夢みたいなことをよく聞きました。
富イコール人生の成功っていうのが、概ね基本的な考え方のようでした。

太古の昔から和を以て尊しとなしてきた日本人には「疲れるなぁ」って雰囲気なんじゃないでしょうか。

今、世間では、お金持ちは勝ち組で低所得だと負け組とか、お金の有無がまるで人生のすべての価値を決めているような雰囲気で、書籍なども「お金持ちになるにはどうしたらいいか」的なものや「自分はこうやって○億円稼いだ」みたいなのがたくさん巷にあふれています。

お金持ちもそうでない人も別にその人がその人なりに幸せであればそれでいいはずなのに、お金がない(もちろん、職にもつけずに生活保護とかそんな状態は違いますけど)ことが不幸とイコールのように言われているのは本当におかしいと思います。

だって、自分のことを考えてもその価値観に当てはまらないからです。

私は以前より収入がめっちゃ減りました。
だから、もっと収入があるといいなとは思っています。
毎月、「あ~、これってどうしようかなぁ~」なんて状態ですが、じゃあ人生悲観しているかとか落ち込んでいるかとか、私って不幸だなと思っているかというと、実はまったく逆です。

幸せだなと本気で思っています。

先日、やっと派遣の更新のことで上司と話したのですが、その時「あじゃみんさんと関わった人に聞くと、全員が本当に感謝しているとのことでした」と言っていただけました。

自分の仕事をしているだけで、感謝されるなんて、もったいないことです。
別に無理もしてないし、ことさらすごいことなど何もしていません。

なのに、一緒に仕事をしている人たちから、「絶対ここになくてはならない存在だから」などと言っていただけるのを幸せと感じられなかったら私は悪魔ですよ。

だから、こういう幸せな境遇にいるのであれば、「恩送り」として社会的なところで何か貢献できればというのが根底にあって、具体的にボランティアがどうということを考え始めたんです。
それと以前から考えていたことが合致したという感じでしょうか。

でも、人のためということが基本だとしたら、「無償の社会的ボランティア」じゃなければダメということでもありません。
お金を貰わないことが尊いと思っているからボランティアをしようと思い立ったわけでもないんです。
そんな人ばかりになったら、社会は麻痺しちゃいますからね。
労働でお金を稼ぐこと自体は大事なことです。
問題は、お金のためじゃなくて、その「労働」が「人のため」と言うことができるかどうかが大切だと思います。
お金は後から着いてくるものです。
その2

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