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どうしても、ジャンガリアン・ハムスター

いえ、別にハムスターを飼っていた遠い遠い遠~い昔の話をしようと言うのではありません。

昨日、会社帰りに、ある場所にある専用サロンで「ブラジリアン・ワックス」を受けてきました。

このブラジリアン・ワックスって言葉を思い浮かべようとすると、なぜかジャンガリアン・ハムスターって言葉が浮かんできちゃうんですよ。

全然違うのに(笑)

ブラジリアン・ワックスというのは、いわゆるアンダーヘアーのお手入れの一種で、欧米ではしごく一般的な施術です。

平たく言えば、アンダーのワックス脱毛ですね。

別名をハイジーニ・ワックスともいい、衛生上も好ましいとされているらしい。

あっ、ブラジリアンというのは、T-バックを履くために始まったとされるので、T-バック発祥の地であるブラジルから取ったのだそうです。

私のように中年のおばちゃんがそんなことしてどーすんだよっていうのはあったのですが、実を言うと美容のためというより、衛生上好ましい方の理由で「こんなのはいらん」と思ったことがあり、すっきりさっぱりしたいと思ってネット検索したのです。

もちろん、予備知識がないとそんなことを考えるわけもないのですが、以前ヨーロッパ出身の女性が「日本の女性はなぜアンダーヘアーの処理をしないんだ」と話していて、どうやら彼らにしてみれば、ノータッチの日本人女性が理解できないらしいのです。

もちろん、欧米人だって全員じゃないんでしょうけど、話を総合すると「フツー」にサロンで行うところも多く、髪の毛を切るような感覚らしいのです。

日本人がアンダーヘアーについて語るのもタブーみたいなところもありましたし、そんなお手入れなんてするところもなかったですよね。

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UNKNOWN - どこかで見たような話-

いえね、決して「面白くない」とか、そんなことじゃないです。

どっちかというと面白かったし、最後まで飽きずに観られました。

・・・が、正直言って、こんな感じのストーリーは、今までたくさんありましたし、最初の方で「結末までばっちり分かっちゃう」映画でした。

アンノウンという題名も「知られていない人」とか「未知の人」なる意味で、事故で昏睡状態だった主人公が目覚めて、さぞや心配しているであろう妻の下に行くと「あなた誰?」と冷たく言われ、彼女の横には自分こそ○○だと言っている別の男が・・・なんて話で、最愛の妻に「あんたなんか知らない」的に扱われたことでショックを受け、「自分は○○という人間である」ということを色々な手立てを使って証明しようとするのです。

が、なぜか命を狙われるはめに。

これはいったい何故なのか・・・・てな具合で話は進み、徐々に「狙われている理由」が明らかになっていきます。

うむむ。

これってよくあるパターンよね。

トータルリコールとかでも、「実は自分は○○じゃなくて○○だった」って展開。

何度も見たようなストーリーなので、結末も平凡。

リーアムおじちゃんの活躍を見たい!という方にはいいかも知れません。

ええ、私がその一人です(笑)

いえ、決して面白くないわけじゃないのでsweat01・・・暇つぶしにはもってこいの映画です。

ちょっとしか出てきませんが、ジャニュアリー・ジョーンズって綺麗ですねぇ。
TVドラマ「マッドメン」で知ったのですが、この手の美人は結構好きです(変な意味はないっすよ)。

Unknown
(C) 2011 DARK CASTLE HOLDINGS, LLC

アンノウン(2011)

原題:UNKNOWN
監督:ジャウマ・コレット=セラ
脚本:オリヴァー・ブッチャー 、スティーヴン・コーンウェル
出演:
リーアム・ニーソン(マーティン・ハリス博士)
ダイアン・クルーガー(ジーナ)
ジャニュアリー・ジョーンズ(エリザベス・ハリス)
エイダン・クイン(もう一人のマーティン)
ブルーノ・ガンツ(エルンスト・ユルゲン)
フランク・ランジェラ(ロドニー・コール)ほか

バトルシップ -単純だから燃えるのだ-

いやぁ~、本当にハリウッド映画って単純でいいですよね。

以前、テレビでイギリス人が「なんであんな深みもなんにもない映画ばっかり作って、それを皆が見るのか理解できない」とか言ってましたけど、この「誰にでも分かる映画」っていうのがアメリカ・・・というよりハリウッド映画の良いところだと思っている私にしてみれば、何を申すかエゲレス人なのですよ。

この映画「バトルシップ」も、例に漏れず超分かりやすい映画です。
ひとことで言っちゃうと、「地球征服を企むエイリアンと戦うUSネイビーと海上自衛隊員」。

そう、これだけです。

海上自衛隊員・・・と、こっちだけ員がついているのは、見てもらえれば分かります。

とはいえ、これに見所満載な戦闘シーンやお笑いシーンのオプションがついて、まことに面白い映画に仕上がっているのです。

後半、「バトルシップ」というタイトルの意味が「おお!そういうことかぁ~!」と分かる瞬間があるのですが、そこがもう身震いしちゃうくらいなんですよ。

たぶん、アメリカで観ていたら、拍手喝さいってところでしょうか(いや、アメリカで観たら字幕ないから周りがなんで大騒ぎしているのか分からなくて悲しくなるかも)。

いや、こういうの大好き♪

面白いというか、どういう意図なのかは分からないのですが、舞台はハワイで真珠湾なんかも出てきたりして、日本VSアメリカチームのサッカーの試合があり、その応援で中国と韓国が文句を言いそうな海上自衛隊の軍艦旗(旭日旗みたいなやつです)がひらめいたりして、何考えてるんだか・・・って。

そんなイメージ先行型のシーンはあれど、最初の方のシーンでは、ちゃんと最後の方の複線も出来ていて、単純ながらも納得のできる映画でした。

「えっ?なんでそんな奴らがやってきちゃったわけ?」

・・・と、エイリアンが来たのを疑う前に「もしや“アレ”は、中国が開発したものか」とか「ロシア」が疑われたりするとか、西と東の微妙な関係も垣間見ることができるシーンもありました。

日本のイージス護衛艦「みょうこう」の艦長・ナガタを演じているのは浅野忠信さんなのですが、めずらしく破格の扱いで、別にファンではないものの、その活躍ぶりに心躍りました。

ただ、もったいないことに自衛官としての彼の個性が描ききれておらず、ナガタの印象が薄くなってしまって、これぞ日本が誇る海上自衛官!とかっていうのがほとんど感じられないんです。
ある戦闘シーンでは、ナガタの機転で危機を回避するのですが、それだってもっと深みのあるシーンになったはず!・・・て、ここがハリウッドの凡なところなんでしょうね。

脚本はアメリカ人でしょうから、ここがちょっと足りなかったところで残念。
いくら単純明快が真情でも、あとひと捻りが欲しかったですね。

しかも、引用するのが中国の兵法だったりして、日本海軍はどこへ行った?って感じです。
(いえ、今名目上の海軍はないですが、昔は強かった訳じゃないですか。もっと日本的な兵法だとかそういうのが出てきて欲しかったですね。)

【ストーリーをもう少し】

世界14カ国の海軍将兵2万人が参集する環太平洋合同演習(RIMPAC / リムパック)が開催されることになり、各国の戦闘艦がハワイ沖に集結していました。そこにエイリアンがやってきて、ハワイの島々を包み込むバリアを張って船を閉じ込めてしまった。

このエイリアン、なぜやってきたのかというと、アメリカで太陽系外で見つかった地球型惑星との交信を試みる国際ビーコンプロジェクトが立ち上げられ、「地球はこんな星ですよー」と言ったか言わないかは分かりませんが、地球型惑星に向けてハワイの天文台から何年か前に情報が送られていて、その情報で「おお、そんなところがあるなら植民地にでもしてやっか」とばかりに地球人には真似できないわぁ~という立派な宇宙船でやってきちゃったのですよ。

つまり、自分たちで呼んじゃったってことです(笑)
まぁ、E.T.みたいな友好的な宇宙人を想定していたのでしょうが、実際来たのはプレデターだったわけ。

「先遣隊」というのがありますね。
「どんなもんか、お前行って見てこいよ」といわれて送り込まれた少数部隊が今回来たエイリアンたちでした。

つ・ま・り、まだ本格的に徒党を組んでやってきたわけじゃないんですね。
これが「ミソ」。

そんな奴らのバリアに閉じ込められたエリアに残った船が、USネイビーの2隻と日本の護衛艦「みょうこう」の計3隻でした。

最新の戦闘艦とはいえ、たった3隻で、すっごい兵器を持っているわけの分からない敵と戦わなくてはならなくなりました。

おお!これぞ日米同盟(笑)

ヤンキー上がりで兄の勧め(というより命令)で海軍に入った将校アレックス・ホッパー(テイラー・キッチュ)は、エイリアンとの戦闘で上官を失くし、自分がキャプテンとならなければならなくなり、あれやこれやあって経験豊富な海上自衛隊の艦長ナガタと協力してエイリアンを倒すべく作戦を立てます。

そんなに軽々と動けるわけでもない戦艦が宇宙装備?のエイリアンと戦うのですが、バリアで通信網が遮断されているためにレーダーも使えないし、「マジでどうなる?」的な状況に追い込まれていきます。

ただし、エイリアンは先述の通り「本格的にやってくる前の準備チーム」みたいなもので、数は多くないんです。
大気圏に突入する時に壊れちゃったのもあったりして、その少数であるという「スキ」をつけば、なんとかいけるんじゃないかって一縷の望みもあるわけです。

知恵を出し合い、にっくきエイリアンと戦うUSネイビーと自衛官たち。

最後の最後に「有り得ねーーーーー!!」って展開がやってくるのですが、おお!これぞハリウッド!

「漫画かよ」

っ・・・て突っ込みを入れたくなりますが、そこはご愛嬌で見てください。
まぁ、もともとベースはゲームか何かって書いてありましたし。

細かいことは気にせず観れば、ドキドキ・ワクワクな展開に「もう1回見たいかも!」って思うかも知れません。
少なくとも私は「見たい!」。

こういうドンパチ、大好きですからね(笑)

そうそう、威厳ある提督役でリーアム・ニーソンが出ていたのですが、なんか歳取ったなぁ~という印象が強く出てしまっていました。
実年齢59歳(今年還暦)だそうですが、それにしては・・・って感じです。

まぁ、いっか。

バトルシップ(2012)

原題:Battleship
製作国:アメリカ
監督:ピーター・バーグ
脚本:エリック・ホーバー、ジョン・ホーバー
出演:リーアム・ニーソン
テイラー・キッチュ
ブルックリン・デッカー
リアーナ
浅野忠信

石鹸再販のお知らせ(2012年6月中旬)

ずっと製作していなかった石鹸ですが、この度ようやく製作することになりました。

昨年中ごろから腱鞘炎が酷くなり、一時はペンもきちんと持てなかったため、トライしようとしても痛みが出てしまい、うまくいきませんでした。
このため、お客様には「○○頃」とお知らせしていたにも関わらず、一向に再オープンのお知らせができず申し訳ありませんでした。

100%手作りのため、製作時に機械などを使うことはしていないため、なかなか製作にかかれませんでしたが、6月頃にはお届けできそうです。
上記のような理由もあり、今後はあまり頻繁な製作は行えないため、本当に良い材料で出来る範囲の製作をしていきたいと思います。

以前は、なるべく安価な物も作って、手作り石鹸の良さをお伝えしたいという思いがあったのですが、もともと儲け商売ではないですし、少しずつ手作り石鹸の良さも浸透してきたということで、材料の良さをより分かっていただける良質の石鹸のみを作ることに致しました。

かなり良い材料のみを仕入れていますので、少し高価になってしまいますが、その分良い物だけを扱うお店にしていこうと思っていますので、ぜひお試しください。

【販売予定】

◎ 月見草石鹸

オーガニック未精製の高価なオイルをたっぷり使って作る石鹸です。
相性の良いオイルとブレンドして使いますので、出来上がりをお楽しみに♪

◎ バオバブ石鹸

こちらもオーガニック未精製バージンオイルを使っています。
以前、この高価なオイルを利用した石鹸を販売しましたが、非常に好評をいただきました。
今回は、話題のモロッコ産のガスールというミネラルをたっぷり含んだ粘土を組み合わせて作ります。

◎ ニーム石鹸

未精製のオーガニック生ニームオイルを使用して作る石鹸です。
ニームオイルは、抗炎症作用や抗菌作用が優れており、殺虫剤の代わりに自然の虫除けにも使われるオイルですが、この効能から頭皮ケアなどにも使われるオイルです。

【オーガニック生イブニングプリムローズ(月見草)オイル/バージン】

リノレン酸(LA)とガンマリノレン酸(GLA)という人間の体内でのプロスタグランジンの生産に不可欠な成分を含んでいます。プロスタグランジンはホルモンのような混合物です。これは体中で絶えず使われており、細胞を若返らせています。プロスタグランジンはためておくことができません。規則正しく補充される必要があるのです。しかしながら、プロスタグランジンの生産過程は現代社会の生活様式や食事によってダメージを受けています。年令、高コレステロール、ストレス、アルコールの摂取過多、糖尿病、飽和脂肪、炭水化物、ウィルスの伝染病などの要因は、プロスタグランジンの不足によるものかもしれないのです。月見草オイル(イブニングプリムローズオイル)中の高いガンマリノレン酸(GLA)含有量は、プロスタグランジンの生産を最高に高めます。

【ワイルド生バオバブオイル/バージン】

バオバブオイルは、中央アフリカに自生し、「生命の木」と呼ばれるバオバブの木の実からコールドプレス製法で得られ、必須脂肪酸のオメガ3、6そしてビタミンA、Cを豊富に含んでいます。「癒しのオイル」といわれ、現地では、太古から伝統的医療に使用されてきました。皮膚や頭皮を柔らかくし、髪の繊維を保護し、また、乾癬や湿疹、妊娠線のケア、肌の弾力性を保つ働きがあります。このオイルは、バオバブオイルの生タイプとなり、精製したオイルよりも成分がしっかりと保たれています。

【オーガニック生ニームオイル】

ニームオイルは、インド・バングラデシュ・パキスタンなどの南アジア一帯を原産とする日本名「インドセンダン」(学名:Azadirachta Indica A.Juss)と呼ばれる熱帯常緑樹から摂れるオイルです。アーユルヴェーダで頭皮ケアなどにも使われ、抗炎症作用や抗菌作用が優れたオイルです。何倍にも薄めて、樹木の虫除けにも使われています。

【おことわり】

上記は各オイルの持つ効能であって、石鹸の効能などではありませんが、肌に良い成分を十分使うことにより、使用感の良い石鹸が出来上がります。

ただし、はっぴぃな石けん屋さんの石鹸は「雑貨」としての販売になります。
当店が肌への使用を推奨することはできません。
お客様ご自身の責任においてご利用ください。

なお、良い成分をより多く利用するため、未精製のオイルを使用しています。
人によってはアレルゲンになる可能性もありますので、肌に使う場合には、パッチテストは必ずなさってください。

中国って、ある意味すごい国

日本人にも悪い人は山のようにいますし、以前もサッカー観戦でしたか?できもしないツアーを企画してお金を持ち逃げした旅行社がありました。

人のことは言えないというのが本音ですが、中国ではそれが日常茶飯事という状況らしく、騙してなんぼ的になっているとのことで、それはそれで恐ろしいです。

地溝油(ちこうゆ)って、もうご存知ですよね?
排水溝に溜まった使用済みの油をすくって、濾して食用油として使っているものです。

下水から拾ったものを食卓にというのですから、恐ろしいですが、これが結構出回っていて社会問題になっています。

屋台や安い食堂などに売れているようで、見た目はまったく分からないのが特徴だそうです。
ただ、廃油ですし、下水を通っていたものですから、アフラトキシンという猛毒の成分が入っていることもあり、健康にはすこぶる悪いというのが本当のところです。

別に外国人だけが騙されているわけではなく、屋台や食堂で使っているのですから、普通の中国市民が犠牲になっているわけです。

先日、TVに出ていた中国人が「怖くて中国に帰っても外食できない」と、自分たちも被害者という立場で話していました。

さすが中国といわざるを得ません。

さて、地溝油はそんな「自国の民をも騙す、常識のない中国人たち」を象徴する事件で、これについてはさすがの政府も黙っていられないと捕まった業者に最高で死刑を科すこともあるとのことでした。
それはそれですごいですが・・・(死刑って)。

最初の話題に戻って、旅行社の話。

Yahoo!ニュースを見ていたら、桜の季節ということで、日本円にして8万以上のお金を払って日本に観光に来た中国人観光客が酷い目に遭った話が載っていました。

これは日本は絡んでいないのですが、中国の旅行社が企画した日本のお花見ツアーに参加した中国人観光客が、4つ星ホテル泊のはずが、かなりおんぼろなホテル(しかも変なニオイまでする)に泊まらされ、チップまであげたガイドは、中国の旅行社からお金を払ってもらっていなかったというトラブルのために客を放り出していなくなってしまい、困った参加者の一人が日本語を喋れたために警察に相談し、ガイドは戻ってきたものの、1人2万5千円払えと要求し、もちろん旅行客はこれを拒否。

結局見かねた警察が仲介して旅行客がホテルに入れたのは深夜3時になったそうです。

これ、日本人のガイドだったらどうだろうなと思いました。
まぁ、日本人ガイドだって色々な人がいますし、若くて超現実的な人なら別かも知れませんが、客を放り出してどこかへ消えてしまうというのは、少なくともできないと思います。

料金が払われておらず、ガイドすることができないのであれば、それは最初に言うべきことであって、そうは言ってもホテルのチェックイン程度のことは手伝うと思うのですが、どうでしょうか?

私がガイドなら、全部やってしまうと思います。
せっかくの日本の花、桜を見に来てくれたお客さんに対して、自分が抱えたトラブルで迷惑を掛けるのも気が引けますし、せっかくだから楽しんで帰ってもらいたいと思うかなぁ~と思いました。

もちろん、日本の旅行社が請け負っているのであれば、もしそのようなトラブルがあったら、事前に催行中止などの通達を出したような気がしますが・・・贔屓目過ぎますかね?

8万円て、日本人でもそこそこの金額ですから、中国の方だとお金に余裕があるにせよ(ある程度の収入がないとビザは下りないので)、そんなに安いわけじゃないですよね。

それをおんぼろのホテルに泊められるは、ガイドは逃げちゃうわで、散々だったと思います。

旅行社って、やっぱりある程度名前のあるところで頼むのがいいのでしょうか。
・・・でも、名前があっても信用できないと思うのは、私だけではないはずですが・・・。

英国王のスピーチ - 自分勝手な兄弟を持つと大変だという話?-

この映画「英国王のスピーチ(原題:The King's Speech)」は、イギリスのジョージ6世(独身時代はヨーク公)が主人公です。

ジョージ6世は、1895年12月14日、先代ジョージ5世の次男アルバート・フレデリック・アーサー・ジョージ・ウィンザーとして生まれます。
王位の継承は、先に生まれた者からですし、彼には後にエドワード8世となるプリンス・オブ・ウェールズの称号を持つ人気者の兄がいて、幼い時から帝王学を学び、王になるために教育されていましたから、まさか次男の自分が王位を継ぐなんて、夢にも思っていなかったはずです。

まぁ、人間なにがあるか分かりませんから、絶対なんていうのはないにしても、兄は元気だけど自分は病弱・・・という状況を考えると、現実的に王位継承なんて考えるような状況じゃなかったのだと思います。

しかし、この兄がまた曲者で、戦争中は最前線を進んで慰問するなど、立派な行動が尊敬を集め、庶民とも気軽に話しをするような気さくな人柄で大変な人気を博していたものの、同時にヨーロッパ屈指と言われたプレイボーイでもあり、あんな人やこんな人との浮名を流しまくっていたそうです。

中でも、離婚歴のあるアメリカ人で、当時は人妻だったウォリス・シンプソンとの交際が明らかになり、こともあろうに離婚させて自分が結婚しようとしていると分かると王族やイングランド国教会から厳しい目で見られることになりました。

イングランド国教会は、離婚など認めていませんし、離婚歴が1度あり、しかも今は人妻であるアメリカ人女性との交際、そして将来の結婚など国王になる身のエドワードには許される道理もなく、弟のヨーク公も「兄さん、いい加減にしてくれよ」と思っていたことでしょう。

しかし、エドワードは反対の声が強いほど本気モード全開で、ウォリスと自分の結婚をアピールしました。とうとう「これでは立憲君主制をも脅かしかねない」と周囲から退位を迫られるに至り、to be or not to be・・・ではないですが、「私が次に述べることを信じてほしい。愛する女性の助けと支え無しには、自分が望むように重責を担い、国王としての義務を果たすことが出来ないということを。(But you must believe me when I tell you that I have found it impossible to carry the heavy burden of responsibility and to discharge my duties as King as I would wish to do without the help and support of the woman I love.)」との有名なスピーチを残して、たった1年弱の王位から退きました。

となると、次はもちろん次男のアルバートが王位継承権を持っていたため、ジョージ6世として即位することになりました。

病気や不慮の事故で亡くなったならともかく、好きな女と結婚したいからと王位を退いて自分に押し付けた兄については、映画ではそこまで描かれていませんでしたが、かなり怒り心頭だったようです。

世間では、「王冠を賭けた恋」なんていわれていましたが、アルバートとしては「ふざけるな!」って感じだったのでしょう。

しかし、即位してしまったのですから、王としての勤めを果たさなくてはなりません。
このジョージ6世には、吃音症という問題があり、独身時代はこの吃音症のためにあまり喋らなくても良いからと海軍の軍人になったほどでした。

彼が吃音症を発症したのは子供の頃のようですが、乳母から受けた虐待や左利きを無理やり矯正されたこと、またX脚だったことで「高位に就く者がそれではいけない」とギブスを填められて激痛に泣き叫ぶほどの体験をしたことで、酷くなったといわれています。

ヨーク公だった頃に外でスピーチの機会はなかったわけではないでしょうから、大衆も彼の吃音のことは知っていたでしょう。

ヨーク公の妻エリザベスは、彼の吃音症を心配し、医者や療法士などに依頼して治療を施しましたが、中でもオーストラリア人のライオネル・ローグの言語療法は功を奏し、彼の吃音は次第に軽くなっていきました。

この映画は、ヨーク公がライオネルと出会い、王となった時に1939年に行った対独宣戦布告時のラジオ演説までの様子が描かれています。

見所は、なんといっても主演のコリン・ファースの演技力です。
兄エドワードとは対照的で、誠実な人柄の王ジョージ6世を見事に演じています。

ライオネル役のジェフリー・ラッシュもそうですし、妻役のヘレナ・ボナム=カーターなど共演者も芸達者ばかりで、物語の運びの素晴らしさも相まって、思わず続けて二度も観てしまいました。

クライマックスのラジオ演説の場面は、圧巻です。

英国王のスピーチ(2010)

原題:The King's Speech
監督:トム・フーパー
脚本:デヴィッド・サイドラー

出演:
コリン・ファース
ヘレナ・ボナム=カーター
ティム・スミス
ハーヴェイ・ワインスタインほか

本物のスピーチはこちら

次のまりなは必死なご様子

今回は、なぜかサーバーの迷惑メールフォルダーに格納されていたので、そこから引っ張ってきました(笑)

まりなちゃん、どうしても私から返事が欲しいようです。

題名:まりなです。思い出せないなら返信の本文空白でも構いません。

いきなり、空メール送れってか。

今送ってるアドレスは見ることが出来ないので
kiss_marina_kisskiss@ドメイン.co.jp
↑このメールアドレスにお返事がいただけませんか?
このメールならとりあえず今の私に連絡は可能です。

メール送ってるのにそのアドレスからは見られないって、大量送信だからよねぇ(笑)
いくらなんでも、こんなこっぱずかしいメアド、普通はつけないよね。
kisskissってあーた( ´艸`)プププ

実際こうやって何度もメールを送られても
私のことを思い出してくださってないなら
ハッキリ言って迷惑ですよね。すみません。

いーえいえ。
楽しませていただいておりますよー。
こうやってネタにもさせていただいてますしね(笑)

だからこそ、あの時どんなお話をしていたかとかやり取りが出来たら
きっと私のこと思い出してもらえると思うんです。

まぁ、会ってないものは会ってないし、そこまでボケてないもん。
しかし、私女というか、おばちゃんなんですけど?

どうしても貴方とまた連絡が取りたい…お会いしたい一心で
こうやってメールを送っています。

お金貸してとか言われても、貧乏だからないわよ?

もしどうしても思い出せないならば
それはもう仕方が無いことなので
思い出せないと言われても構いません。

ほう。
思い出せないっていうのでもいいから、なんとしても返事が欲しいわけね。
でも、返事なんてしないから・・・。

今みたいに無言のままよりは
ずっとショックも少ないですから…。
とにかく今は下のアドレスにメールが届くことお待ちしていますね。

まりな
kiss_marina_kisskiss@ドメイン.co.jp

どうも、ご苦労さまです。

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

なんともイタイ感じの邦題ですが、原題はそのまんま「The Iron Lady(鉄の女)」です。

涙とかつけちゃうところが、いかにも日本らしい・・・。

まぁ、それはいいとして。

暴風が吹き荒れた火曜日、半蔵門線に乗ったら「渋谷で折り返し」・・・つまり、田園都市線は止まってしまったというので、渋谷なら映画館がたくさんあるし、遅くまで暇を潰せばまた動く・・・と昨年の台風の日に銀座で映画を観て帰ったノリで渋谷に行きました。

TOHOシネマズに行き、上映作品をチェック。
すると、サッチャーさんの映画が19時からとなっていて、残席も◎なのでよし!っとばかりに地下道に戻って109の2階にあるチケットぴあに前売り鑑賞券を買いに行きました。

1300円(実は、こんなことしなくてもTOHOシネマイレージデーで同じ1,300円で観られたんですが、そんなこととはツユ知らず・・・)の前売り券を買って、劇場近くのロッテリアで照り焼きチキンバーガーを食べて腹ごしらえをし、みんなこんな日に映画観ないで何してんだろう?って感じに良い席が取れたので、ど真ん中で鑑賞しました。

この映画は、英国で初の女性首相となったマーガレット・サッチャーが若い頃父親に影響されて政治の道を志し、議員になってから首相として活躍するところを描いています。

サッチャーさんは御歳86歳で存命の人物なので、現在のサッチャーさんの様子も出てきます。

特殊メイクをした主演のメリル・ストリープが演じているのですが、びっくりしたのはこの特殊メイク技術の高さ。

一昔前なら、どうやっても「めっちゃ造った顔」って感じで見苦しかったのですが、今はかなりナチュラルです。

100%とまではいきませんが、許容範囲というか、そこまで違和感なく見られました。

サッチャーさんは認知症を患っているため、もう表舞台には出てきていませんし、その認知症の発症した演技や亡くなった夫の幻と話す場面など、すべて創造の産物ですが、うまく現実と幻想を描き分けていて、こちらも違和感なしで、本当は夫はこの世にいないと分かろうとする演技が涙を誘いました。

長女のキャロルさんが2008年に母親が認知症であることを明かしたのですが、病気の発症は2000年頃からだったようです。

映画では、病気が発症する前までは、引退して随分経つというのに、サッチャーさんは英国で影響力のある女性であり続けていたことが分かります。

メリル・ストリープは、議員になって党の中枢に近づいていた頃からを演じているのですが、その当時から現在の80代を見事に演じ分けていて、アカデミー賞も納得の素晴らしい演技でした。

話というより、その演技に感動してウルウルしてしまった私です。

マーガレット・サッチャーという人物は、激動の時代に政治のトップになった人ということで、教育や景気回復、フォークランド紛争という戦争まで経験し、たぶん、今でも評価は非常に分かれるところだと思います。

鉄の女というあだ名は、ソビエト連邦が軍事新聞の中でそう呼んだことがきっかけで、批判のために名づけたのですが、本人もこの呼び名を気に入り、また英国内でもたくさんのところで取り上げられたために、すっかり「代名詞」として定着してしまったようです。

どんな困難な時でも信念を曲げないマーガレット・サッチャーという人物がとても良く描けた映画だと思います。

観て損は一切ない、お勧めの映画です。

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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

原題: The Iron Lady
製作国: 2011年イギリス映画

監督: フィリダ・ロイド
製作: ダミアン・ジョーンズ
脚本: アビ・モーガン
美術: サイモン・エリオット
撮影: エリオット・デイビス
編集: ジャスティン・ライト
衣装: コンソラータ・ボイル

キャスト:
メリル・ストリープ
ハリー・ロイド
ジム・ブロードベント
アンソニー・ヘッド
リチャード・E・グラントほか

本物のサッチャーさんのホワイトハウスでのスピーチ

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