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麒麟の翼

東野圭吾原作で「最高傑作」と著者自ら言う作品の映画化です。

東野ファンの私ですが、正直本を読んだ時には、そこまで「傑作」という感じはなかったんですよね。

人の人生を描くという意味では、それこそ新参者の方がよく書けていたと思いますし、読み返したりもしましたから。

まぁ、これは感じ方の違いというか、好みですけども。

主人公・加賀恭一郎を演じた阿部寛さんですが、加賀シリーズ好きの私でも始めから違和感がなく、素直に物語を楽しめたので、TVの新参者も非常に楽しめた作品でした。

阿部さんだけではなく、ドラマに出ている役者さんも味があるというか、安心して見ていられる人たちばかりで、ああいうドラマが多ければ、テレビを捨てなかったかもって思います。

いえ、これもまぁ、好みですけども(笑)。

それはさておき、今回の「麒麟の翼」も、東野作品の「みんな何らかの問題を抱えて生きている」というのは健在で、事件の裏にはいったいどんな人生があったのか・・・そんな興味を沸かせてくれる作品でした。

実際、これが「映画」じゃなくちゃいけなかったのか?・・・というほど、スケールが大きいわけでもなく、テレビのスペシャルドラマでも悪くなかったのではないかと思います。

ただ、じゃぁ、映画じゃダメだったの?・・・というと、そんなことはありません。
大きな画面で観る人生ドラマは、結構グッとくるものがありました。

これで1,800円は払いたくないですが、見て後悔はしない映画です。
レベル高しgood

警察での会議のシーンなども、芸達者が揃っていて、面白かったです。
役者さんと演出が良かったんでしょうね。

大傑作とまでは言えませんが、観て損はまったくありません。

【あらすじ】

腹部を刺された状態で救済も求めず歩き続け、東京・日本橋の麒麟の像の下で力尽き、息絶えた男性。一方、容疑者の男は逃亡中に事故に遭い、意識不明の重体となる。日本橋署の加賀恭一郎(阿部寛)は事件を捜査するにつれ、関係者の知られざる一面に近づいていく。

麒麟の翼(2012)

監督:土井裕泰
脚本:櫻井武晴
原作:東野圭吾

阿部寛(加賀恭一郎)
溝端淳平(松宮脩平)
中井貴一(青柳武明)
新垣結衣(中原香織)
松坂桃李(青柳悠人)
菅田将暉(吉永友之)
黒木メイサ(青山亜美)
山崎努(加賀隆正)
三浦貴大(八島冬樹)
劇団ひとり(糸川肇)
鶴見辰吾(小竹由紀夫)
田中麗奈(金森登紀子)

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