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インスタント沼 ~なんだかほっこりする昭和ちっくなドラマ~

時効警察を楽しめた人なら、しばしあの「昭和のかほり」のするシュールな笑いに酔える作品です。

正直言って、映画館で見るほどのスケールではないし、その雰囲気は小さな画面でも十分味わえる作品です。

雑誌社に勤めるOL沈丁花ハナメ(麻生久美子)が担当の雑誌が休刊になったのを機に退職。

もう、「ジリ貧!」って感じで、何をやってもうまくいかない。
母の翠(松坂慶子)は、「あんたには庭にいる河童が見えないの?」と見えぬ何かを見る目について話し、娘に河童を見せようと捕獲しようとして事故に遭い、昏睡状態に陥ってしまう。

そんなある日、母親が昔別れた恋人に宛てた手紙が見つかり、自分は8歳の時に家を出た父親の子ではなく、実の父は他にいることを知る。

思い切って会いに行くと、骨董屋を営む怪しい風ぼうの“電球”という男(風間杜夫)が現れる。お父さんとは呼べないが、何度も“電球”を訪ねるうちに自分でも骨董品屋を開業することを思いつき、なけなしの貯金100万円をかけて自室をお店にするのだった。

・・・・

いや、もう面白い。

なにが?って聞かれても、これ!っていうのは難しく、あえて言えば全体を通して貫かれている「雰囲気」とでもいうのでしょうか。

特段これといって、すごい話も何にもなく、全編を通して「ふふふ」って笑えてしまうのです。

でも、これは感性の問題で、「なにコレ?」という人も多いかも知れませんねぇ。
なんだか、ちょっとした言葉の掛け合いの面白さとか、「どこに価値を感じるか」的描写とか。。。

なんか、こんな風に生きられたら楽しいなって思えてしまいました。

この「インスタント沼」というタイトルがなぜかというのは、最後の最後で分かるのですが、「おお!こーんなオチですかー♪」と、見終わった後でちょっぴり元気が出る映画でした。

ハッピーな気分になりたい人は、ぜひ見てくださいねー。

しかし、あの妖艶な美貌を誇った松坂慶子さんの今の恰幅の良さには驚きです。。。
昔を知っている年代の私としては、ちょっと・・・ってところもあるのですが、結構今のふくよかな体型の松坂さんも良いなぁ~と最近思うようになってきました。

こんなお母さんいいかもって。

麻生久美子さんの魅力全開のこの作品。
お休みの日の午後、ミロでも飲みながら観るにはいいかもぉ~。

時効警察でお馴染みの役者さんもたくさん出演されているので、好きな人にはたまらない作品ですよ♪

Numa
インスタント沼(2009)

脚本・監督 三木聡

出演:麻生久美子(沈丁花ハナメ)
松坂慶子(沈丁花翠)
風間杜夫(電球)
加瀬亮(ガス)
相田翔子(飯山和歌子)
ふせえり(市ノ瀬千)
笹野高史(西大立目部長)
岩松了(泰安貿易・亀坂社長)
松重豊(リサイクル業者:川端)ほか

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