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探偵はBARにいる

2011年9月21日(水)

ひさしぶりに大きな台風が日本列島を駆けて行きました。
半蔵門線も田園都市線も気づけばストップ。

雪でも滅多に止まらないのに、珍しいほどでした。
ビルが軋むほどの大風で、廊下を歩くと「ギシッ、ギシッ」という音が聞こえてきて、3月11日の地震の時のような感じで、思わず他部署の知らない人と「これ、怖いですね」と声を掛け合ったほどでした。

外は暴風雨で、電車も止まっているから家に帰るのは無理です。
夜、少し遅い時間になれば関東からは遠ざかってくれるとのことでしたが、午後5時くらいじゃお腹も空いてないし、会社にいた方が安全とそのまま仕事を続けていました。

今日は、あまり忙しくなかったので、なんだか退屈してきて、列車の運行状況を見たら、銀座線は普通に運転してるので、「よし!今日は、水曜日のレディースデー、銀座で映画を観よう」と、何をやっているかは別で、まず映画を観て帰ることを決めました。

駅に近い映画館で何をやっているかといえば、大泉洋主演の「探偵はBARにいる」でした。

ストーリーも何も分からないまま、上映時間をチェックして銀座へ向かいました。

本当は、18:50からの「アジョシ(아저씨)」を見たかったのですが、上映開始までが長いので待つのが面倒になり、少し早く始まる「探偵はBARにいる」のチケットを買いました。

丸の内TOEIには、初めて入ったのですが、椅子も広くて、最近のシネコンのようなこじんまりした映画館ではなく、久しぶりに昔懐かしいタイプの映画館という感じで、なかなか良かったです。

・・・そして、ガラガラ(笑)

小説家、東直己の「ススキノ探偵シリーズ」から「バーにかかってきた電話」を映画化したものですが、タイトルはその前の一作である「探偵はバーにいる」を採用したようです。

束縛されるのが嫌だからと、今時携帯電話を持たない探偵は、いつもバーのカウンターで時間を潰しています。

運転手として雇っている学生の高田とカウンターの上でオセロに興じています。

そこに「コンドウキョウコ」と名乗る女から電話があり、10万円振り込んだから仕事を依頼したいとの話で、しかもそれがある人に伝言を頼み、相手の反応を見て教えてくれればいいというものでした。

せっかくの依頼なので、引き受けて伝言をしたまでは良かったのですが、見るからに悪人という男達に捕まって、雪に埋められてしまいます。

それから、コンドウキョウコの依頼を受けるたびに、なんだかもう訳の分からない変なやつらと関わっていくのですが、それは見てのお楽しみ。

さすが北海道の生んだスター、大泉洋。
ハードボイルドな雰囲気を湛えつつ、それでもなんだかファニーフェイスという探偵<俺>を見事に演じていました。

ちょっとテンポが悪いなと思う場面も多くて、途中で眠くなってしまい、「やっぱりアジョシが良かったかも」と思ったのですが、豪華な顔ぶれの俳優さんの演技がしっかりしていたので、まぁ、レディースデー1,000円なら十分満足かな・・・と思いました。

大泉さんの探偵ぶりは、結構評判良いみたいですね。

相棒役の松田龍平さんも、飄々とした寝てばかりの空手師範代(笑)を上手く演じていたと思います。

ある人のお母さん役が竹下景子さんなのですが、あら、もうこんなお歳だったのねとアップを見てため息。

昔は、素敵なお嫁さん的イメージで、今は素敵なお母さんのイメージです。

都会だけど、どこかやっぱり垢抜けない北海道ススキノ。
そこにヒーローになり切れない探偵<俺>がよく似合っていました。

高島政伸さん演じる、怖~い悪役もなんだか気持ち悪いくらいの怪演でした。
とはいえ、やはり高島さんてボンボンよねぇ。
なんとなく、そんなどうしようもない悪役を演じているのに、なんか「違くない?」って気になってしまうんですよ。

育ちって、やっぱり出るもんですねぇ。

さて、そのBARにいる探偵に会いに行ってみませんか?

Bar
(C) 2011「探偵はBARにいる」製作委員会

探偵はBARにいる(2011)

PG-12
原作:東直己(ススキノ探偵シリーズ:バーにかかってきた電話)
監督:橋本一
脚本:古沢良太、須藤泰司
出演:大泉洋、松田龍平、小雪、竹下景子、西田敏行ほか

公式サイトは、こちら

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