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相身互い身

日経ビジネスオンラインに

デマに耐え切れずまた自殺が…
「知る権利」もあれば「忘れ去られる権利」も必要(趙 章恩)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110606/220480/?P=1
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という記事がありました。

ネット上のデマを気にして、有名な女性アナウンサーが自殺した話やその他の被害の話が載っていたのですが、怖いと思ったのは、サイバー名誉毀損という罪が存在し、サイバー捜索隊がネット上の名誉毀損について捜索したりしているのですが、今までに捕まった犯人の大半が「小中学生」だったそうです。

そして、酷い誹謗中傷の書き込みのことを言われても「自分の意見を書いて何が悪い」と大半が開き直るのだとか。

記事の筆者は、韓国の現在の教育が「競争に負けるな、自己主張しろ、あなたが一番」と教える家庭教育に問題があるのではないか心配だと書いていました。

また、「シンサルトルギ」という行為が社会問題となっているそうで、題の人物のソーシャルネットワークサイトから個人情報を暴いて、氏名、電話番号、会社名、自宅住所、家族関係といった情報をネットに流出させる嫌がらせのことで、「身上」+「はたく」の合成語だそうです。

身の上情報をネットに公開して「叩き(はたき)出す」という意味だとか。

ソーシャルネットワークサービスでは、住民登録番号や実名登録を義務付けたりと取り締まりを強化しているようですが、世界の流れに逆行するということで反発も強く、海外のSNSが流行るようになっているそうです。

これは、韓国の話ではありますが、日本社会もそう違いはないような気がします。

今の社会は、「昔のことは水に流す」というのが非常に難しく、何年も前の一度の過ちでも、昨日のことのようにさらされたりします。

記事の筆者も書いていましたが、たとえ「自分の意見を述べたいだけ」だとしても、相手(特に個人)がいる場合には「そういうことをされたらどういう相手に影響があるか」また「自分がされたらどうなのか」という点を考えた上で行動しないと、間接的にでも自分が殺人者になる可能性は誰にでもあると思います。

実際に自分が経験したことならまだしも、こういう場合は大部分が本当かどうかも分からない「友人から聞いた」話が起源です。
こんなことを堂々と実名で書いて叩く神経は、私には分かりません。

意思疎通の方法は、動物もさまざまに持っていますが、言葉を話すのは人間だけです。
人を苦しめる道具として使うのは、あまりにも書き手の人間性が低俗だといわざるを得ません。

お互いさまという言葉は、忘れたくないものです。

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