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Step forward

今日は、会社の方針で自宅勤務になりました。
会社では、デスクトップパソコンで仕事をしているので、部の人に個人メールアドレスを知らせて、今日は自宅で仕事です。

昨日送っておいた資料とか、持って帰ってきた物だけでは、特にろくな仕事もできませんが、オフィスにいるよりも節電にもなるとのことで、多少の不自由さは我慢しなくては。

昨夜、大停電の恐れありと帰宅を急いだ人が大勢いて、なんだかなぁ~と思ってはいたものの、会社の方針で私も帰りました。

今回の地震は、被災地に比べれば大きな被害とはいえなかった東京にいた私たちの心にも暗い影を落とし、今、「地震酔い」と呼ばれる症状で困っている人が増えているそうです。

私も地震がきたわけでもないのに何だか体が揺れているような錯覚が起きたり、クラッとめまいがしたり、一昨日の午後くらいから、なんだか変な症状が出ていて、ニュースを見てそれが「地震酔い」の症状だと知りました。

被災地にいるわけでもないのに、ぐったりと疲れやすくなっていて、すぐ横になりたいような感じでした。

皆さんもそうだと思いますが、今回の地震は、直接被害のなかった我々にも、精神的にはかなり負担が大きかったのだと思います。

ストレス性の咳も激しくて、体力を消耗していました。

未だに少しのことで涙が流れます。

でも、これではいけない・・・そう思っています。

昨日、急いで帰った時、電車の混み具合は尋常ではなく、身動きもできないほどでしたが、喧嘩も起こらずじっと乗っていました。

そんな時、横の女性が乗ってきた人に手を振ったのです。

相手の女性も目を大きく見開いて、「あらぁ~」とびっくりしていました。

どうやら、久しぶりの再会だったようで、手を振った女性は「こんな風に会うなんてねぇ~」と笑顔ながらも複雑そうでした。

さらに横にいた高校生くらいの男の子は、狭い中でスマホを取り出し、一緒にいた友達に地図で自分が今いる位置に印をつける方法を教えていて、「オレ、親にメールするとき、“なう”とか使うぜ」と言って、「宮崎台なう」とその時停まっていた駅の名前をつぶやいていました。

きっと、自分のいる場所にピンを打った地図のURLをお母さんに送っているんだろうなと思って、思わずにんまりとしてしまいました。

また、別の隣(囲まれているので、皆が隣の人です)の男性は、誰かが「降ります」と言って進む時、「は~い」と言って一旦ホームに降り、そしてまた乗ってきました。

ちょっと進みにくい感じの時は、「降りる人いまぁす」と言って自分より前の人に声を掛けていて、電車が停まって、自分の近くのドアが開いて人が「降ります」と言うたびに「は~い」と軽い感じで返事をして、道を作っていました。

私も降りる駅になったので、「降ります」と声を掛けると「は~い」と言って、降りてくださいました。

ギュウギュウ詰めの中から開放されたので、お礼を言うタイミングを逃してしまいました。

見てないと思いますけど、なんか「は~い」にホッとしました。

どうもありがとう。

さんまさんも踊るさんま御殿の収録前に「俺らは笑わすのが仕事やから、たのむでー」と出演者の方たちに声を掛けていらしたとか。

皆がちょっとずつできることをして、協力していくのは当然ですが、いつまでもなんでもかんでも自粛自粛では、社会が暗くなってしまいます。

私も今回とても旅行などする気分になれず、物理的にも難しいと思ったので今日から行くはずだったシンガポール旅行を取りやめました。

変更はしたものの、いいのかなぁ~とか、新しい別の予約もどうしよう・・・とか、そういう風にいわゆる「罪悪感」を抱いてしまっていたんです。

でも、ちょっとずつ変わっていく周りの光景と「私たちが仕事をして経済をちゃんとしないと復興が遅れる」という上司のひとことで、考え方を変えました。

自分で出来る「節電」や「募金」等は、これからも継続して続けていき、自分は自分としてこれまで通り(落ち着いてからの話ですが)、遊びにも行くし、旅行もします。

そして、もちろんしっかり働きます!

今回の地震は、誰が悪くて起こったわけじゃありません。

ちゃんと笑ってご飯を食べて、しっかり働いてみんなで元気になりましょう。

でも、その前にまず、被災地に物資と燃料を!

買い占め、やめましょうね。

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