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危機的状況の中での、情報公開のあり方

実は、これを書こうかどうしようか、とても迷っていました。

なぜかというと、「はっきりと書けないことが多すぎる」からです。

まず言えることは、原発に関して政府はほとんど情報を出していないと思います。
ある事柄から、確信していますが、その「事柄」について書くことができないので、
こんな書き方じゃ、「お前、人の気を引こうとして嘘書いてるだろう」としか思っていただけないのは分かるから、どうしようかなぁ~と思っていたのです。

でも、今までメインブログでお付き合いくださった方たちのためにも、書ける範囲で書こうと思います。

なぜその事柄が書けないかについては、機密情報だからです。

私が「悪質チェーンメールにご注意」なんて感じで書いているように「友達の誰それが」なんて感じで書いてしまうと、私がそのチェーンメールの元みたいになってしまうし、かといって、詳細を書けないのですごいジレンマがありました。

でも、読み取っていただけるかどうか分からなくても、側面からの情報ということで書くのは良いのかなと思って、頑張って書いてみます。

情報を公開する場合、今回の原発などの話で、数値だの構造だのと専門家が出てきて喋っても、本当のことを知っているのは東京電力の人たちです。

そうはいっても、彼らが全部本当のことを話してしまって、もし意味を取り違えられたりしたら、パニックが起こるかも知れません。

だから、正確な情報を掴むためと、情報を勝手に公開させないために、政府は東電に乗り込んで、かん口令を敷いたと考えています。

まぁ、政治家なんて嘘ばかりついている人種ですから、それはそれで仕方ないのですが、そうかといって、彼らは「社会が混乱する」のを防ぐことが仕事なので、なんでもかんでもオープンにして、ただでさえ疲労している被災者とその他の国民を恐怖に陥れるのを防がなくてはなりません。

私がお粗末だと思うのは、それはそれでいいけれど、ちゃんと情報を一本化して、国民に広く分かるような言葉できちんと話しをしなくてはいけないのに、あっちでもこっちでもと記者会見をしたりさせたりと、話をするなと言った人間に話しをさせるパフォーマンスをしているので、逆に国民を不安にさせてしまったのだと思います。

また、最初から大学や研究所で専門に研究しているような人をチームに入れなかったというのも、間違いの元だと思います。

TVを見ていて、いつも恐怖を煽るのが仕事のニュース番組で、いわゆる専門家の方たちは今回は非常に冷静に丁寧に解説をしているのが目立ちました。

ものすごく危ないのではないか・・・ということを言わせたいのが見え見えのキャスターに対して、構造などを知っている彼らは「こういう可能性もあるので」とちゃんと答えていました。

TVに出る、いわゆる「専門家」なんて、しょぼい(失礼)人が多いと思っていましたが、すべてでないにしても、今回出ていた方たちの数人は、非常に冷静で分かりやすい解説をしてくださっていました。

政府も情報統制をするのであれば、役人ではなくああいう人に発言をお願いすればいいのに・・・と広報が限りなくヘタクソな菅政権を気の毒に思いました。

私が印象的だったのは、チェルノブイリの事故を今回の事故に当てはめて煽っているような人に「チェルノブイリの原発とこの原発は構造が違うので比較できない」とか「通常の○倍」とかいう表現も、本当にわかってるの?と突っ込みたくなるキャスターが目をむいて危ないのか?というような問いかけに、「もし、1時間その場にずっと立ち尽くしていたとしたら、それくらいの数値になるということですから、間違えないでください」ときっぱり言われていたのを聞いて、なかなか頼もしいと思ったものです。

エセ専門家が多い中、今回ちょっと見直した「専門家」の存在でした。

また、庇うわけではないですが、情報をすべて出していないからといって、「嘘つき」と決めつけてもいけないと思います。

なんたらシーベルトなんて数値、いくら丁寧に説明していたとしても、聞いている全員が分かるとはとても思えません。

また、アインシュタインの相対性理論を小学生から80歳のご老人にまで分かるように噛み砕けといっても、いくらなんでも不可能です。

今回の問題にしたって、どこまで噛み砕けるのかという問題もあると思います。

人には理解力に差があり、どういう風に説明しても「難しいけど、危なそうなのは分かる」ということになると、いつしかそれが「危ない」に変わるのです。

時が経ってすべての情報公開がされるのは望まれますが、今、この時に万民が聞いて分からない内容をすべて開示して、理解できずに「危ない」が先行してしまったら、集団パニックが起こる可能性があります。

大事なのは、1.発表する数値を改ざんしていないこと。 2.人体に影響があるか否かについてきちんと発表されいること。

このふたつがしっかりと真実の情報で伝えられ、原子炉の構造がどうのというのは、知りたい人が知ることが出来るようにすればいいことだと思います。

私たちも「全部発表されれば安心」という誤解を自分で解かなくてはならないと思います。

政治家は選挙もあるし、いかに信頼感を増す演出をするかというのも、今回の対応の中に入っているでしょう。

そういう打算は、いつの時代もつきものだし、そんなのに振り回される東電の人たちも可哀想です。いちいちそれに怒っていてもしょうがないので、私たちは情報を見極めて、とにかく慌てずに行動しなければならないと思います。

そして、素人の私でも分かること。
「海水」を使った今回の措置は、廃炉を意味するため、今後は今までのようなエネルギー供給はできない・されないということ。

それを私たちがどう考えるか。

今回、節電していて思ったことは、ビルや何かの照明がいかに無駄なほど明るくされていたかということです。

お店をお休みまですることはなくなるにしても、今までのように夜が昼に思えるほどの光が本当に必要なのかと考えるきっかけになったと思います。

夜道などは防犯の意味もあるので、ある程度明るさを確保することは必要といっても、そこまでのネオンが本当に必要だったの?、店内と入り口のちょっとしたライトが点いていれば、十分明るいじゃない・・・と節電中の色々なお店を見て思い、この無駄遣いを全員が止めれば、原発に必要以上に頼らないと生きていかれないようなことはなくなると思います。

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