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ジャーロとか、ジャッロとか ~ダリオ・アルジェント最新作~

「Giallo(ジャッロ又はジャーロ)とは、イタリアの20世紀の文学ジャンル、映画のジャンルで、この言葉はイタリア語で黄色を意味し、黄表紙のペーパーバックに装丁された同ジャンル小説の起源に由来しているとのこと。日本では、ジャーロと表記されることも多い。「ジャッロ」(giallo) の語はイタリア語で「黄色」を意味し(Wiktionary: giallo参照)、黄表紙のペーパーバックに装丁された同ジャンル小説の起源に由来している。映画におけるジャンルとしての「ジャッロ」は1960年代に始まる。「ジャッロ」小説の映画化としてはじまったが、すぐに現代的な映画技法の進化をともなって、ユニークなジャンルをつくりだした。イタリア国外で「ジャッロ」として知られる映画は、イタリアでは「スリリング」(thrilling) あるいはたんに「スリラー」(thriller) と呼ばれ、同語はまず、ダリオ・アルジェントやマリオ・バーヴァといった1970年代イタリアの古典作品群を通常は指す。」Wikipediaより

以前、ご紹介したサスペリアシリーズの完結編「サスペリアテルザ 最後の魔女」については、もう笑っちゃうなんてもんじゃないくらい「なめとんのか?!」って出来でしたけども、この映画はダリオの「初心」を見せてくれそうな予感がします。

もともと、サスペリアとかサスペリア2(全然続き物じゃないのに勝手に2と付けた作品)など、鮮血ほとばしり系で残虐なホラーというよりサスペンスが持ち味で、サスペリアテルザもその路線は踏襲していながらも、話の運びが行き当たりばったりでストーリー的には破綻していましたから、今回のジャーロは、サスペリア2のような「謎」と「鮮血」が楽しめそうです。

久しぶりにおタツと二人でホラー映画友の会を楽しむ予定です。
シアターN渋谷でモーニング&レイトショー。
さすがにこんな映画朝観ても面白くないので、レイトショーに繰り出す予定です。

【ストーリー】

北イタリアの都市・トリノで、外国人美女ばかりを狙って続発する誘拐殺人事件。
犯人は改造タクシーを用いて、乗車してきた被害者を秘密の隠れ家に拉致。その完璧な美貌に激しい憎悪を燃やし、柔らかな肌を鋭利な刃物で切り苛む。
ファッションモデルのセリーヌ(エルサ・バタキ)が新たな標的となり、突然消息を絶った彼女を探して、姉のリンダ(エマニュエル・セニエ)は猟奇殺人専門のエンツォ警部(エイドリアン・ブロディ)を訪ねる。
共に操作を開始した2人は、事件の被害者が死の間際に残した「彼は黄色い」という不可解な言葉から、謎の殺人木“ジャーロ(イエロー)”の正体に迫っていく(公式サイトより)

2010年9月11日(土)
シアターN渋谷で上映開始

公式サイト(あまり情報ないけど)
http://www.finefilms.co.jp/giallo/

華麗なるアリバイ ~フレンチだから、これでいいの~

文化村ル・シネマって、ちょっと格式ばった映画とか捻った映画ばかり上映するので、映画は気分転換という私にはあまり縁がないのですが、たまに「これ!」という映画も上映してくれるのでチェックはしています。

2スクリーンあるので、常に2本の映画を上映していますが、今回観たのは「華麗なるアリバイ(Le Grand Alibi)」です。

アガサ・クリスティーの作品は、ポアロ物ならほとんど読んでいますが、この作品は初期の「ホロー荘の殺人」が原作です。

とはいえ、ポアロは出てきません。

郊外にある上院議員の邸宅に招待されたひと癖もふた癖もありそうな人たちの中で、こいつはいつか殺されても仕方ない?!なんてタイプの精神分析医ピエール・コリエが本当に殺されてしまうのですが、人里離れたこの場所では、そこに集った全員が容疑者でした。

邸宅の持ち主の上院議員パジェス夫妻、ピエールの妻クレール、ピエールの現愛人エステル、ピエールの元愛人で女優のレア、レアの腹心の運転手そして殺されたピエールに密かに想いを寄せていたパジェスの遠い親戚であるマルトetc.

総勢8名の容疑者が揃いました。

こうやって読むと分かると思いますが、殺されたピエールはかなりの女ったらしで、邸宅に現愛人と妻が一緒になんて、普通ないですよねぇ。

表向きはパジェスの友人ということで招待されているので、ピエールもおやなんて感じなんですけど、実はみんな分かってるんですよ。

つまり、公認の愛人なわけです。

そこに昔の愛人で今や売れっ子女優が再度アプローチしてきちゃうわけです。
据え膳食わぬわ・・・で、この人ならね、ええ、やってしまいます。

そんなピエールが殺されてみると、こんなだから怪しい人ばっかりで、警察も「う~む」なんて一筋縄じゃいかない様子。

でも、どう考えても容疑者は当時その邸宅にいた人の中にいるわけで・・・・。

当初、妻が拳銃を持っていたことで疑われるのですが、パジェスの妻が「彼は10年間誰とでも浮気してきたのよ!」と今さら女のことで妻がどうこうなんておかしいじゃないのと言うわけです。

これって、凄いですよね(笑)

原作はアガサですし、本当はポアロ物(映画の下地は舞台版でこちらはポアロは元々出てきません)ですから「Who done it」の推理劇なんですけど、正直言って推理なんてどうでもいい作品です。

脱ぎっぷりの良い女優さんの綺麗な裸も見られるし、私にはボソボソとしか聞こえないこもった感じのフランス語で「あの人のいない世の中なんて有り得ない」なんて話なんですから、最後に犯人は誰それと分かっても、あまり感動もないし意外でもありません。

やっぱり、フランス映画ってこのドロっとした人間関係のウェットな感じを楽しむのがいいんじゃないですか。

犯人を追う刑事がなぜか頭痛持ちのおじさんだったり、それって必要?って設定も笑えます。

なので、「なんだ、この平凡なオチは!」なんて怒らず、フレンチ版昼メロだと思ってみてください。

結構笑えるし、面白いです。

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(C) 2008-SBS FILMS-MEDUSA FILM

華麗なるアリバイ(2007)
原題:Le Grand Alibi
製作国 : フランス
監督 : パスカル・ボニゼール
原作 : アガサ・クリスティー
出演 : ミュウ=ミュウ 、 ランベール・ウィルソン 、 ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ

公式サイト
http://aribai-movie.com/pc/

いらないものは、いらない。

上司が最近昼休みに「銀行に来てて、超混みだから帰るのが遅れる」とかしょっちゅうメールをよこしていたので、どうしたのかと思っていたら、通帳とカードをなくしてその手続きだったんです。

みずほ銀行って、どこでも行員のレベルがバラバラで酷い対応が多いので二度手間になっていたらしく、会社に帰ってくるといつも「みずほ銀行ってホント酷いわ」ってぼやいていました。

昨日の昼休みも銀行に行ってきて、戻ってきたと思ったら、

「今日やっと手続きが済んだんだけど、この前行った時はなんにも教えてくれなかったのに、今日は窓口で“色々な種類のカードがございます”って、長い長い説明があって、この前行った時に教えておいてくれれば決められたのに」

とまたブリブリ。

みずほマイレージバンクだのなんだの数種類の説明を受けてきたそうです。

そして、「でも、やっと手続きが終わって良かったわ」と言って、それで話が終わるのかと思ったら、

「それでね、カードのデザインはかわいいキティちゃんのやつにしちゃったheart

と続けたからのけぞりました。

「ゲッ!キッ、キティー?!」

思わず大きな声を上げた私。
ええ、もちろん、この「ゲッ!」には『キティって、あんたトシいくつよ!』という思いがこもっています。

それを察した上司が、

「あら、だってお姉さんが“カードのデザインですが、普通のなんでもないデザインと可愛いキティちゃんのデザインがございますが、どちらになさいますかって聞かれたから、そりゃぁ、可愛いキティちゃんを選ぶでしょ?」

というので、大きな声で「絶対選ばない!!」って言い返しました。

隣の若い女性は「私も選びますぅ」と加勢していましたが、『あんたとは年齢がいくつ違うと思っているのさ』って心で毒づきながら「いーや、絶対選びません!」と繰り返しました。

上司はなおも続けて

「あら、あじゃみん。だって普通じゃないのよ“可愛い”キティちゃんなんだから。そんなフツーのやつっていわれた後で“可愛い”キティちゃんて言われたら、そっちを選ばない?」

と言うので、

「可愛かろうがなんだろうが、キティーちゃんなんて絶対ピンクとか赤系のカードじゃないですか。そんなもの絶対嫌ですよ」

と言うと

「そうか。ピンクとかそういう色よね。私、聞いただけでお見本とか見せてもらってないから“可愛い”って言葉に思わず“じゃぁ、キティちゃんでって言ったけど・・・あら、考えたら段々恥ずかしくなってきたわ」

と言い出し、

「ほーら、そうでしょ」

と私は勝利の笑みを浮かべたのでした(いったい何に勝ったのかは不明)。

すると今度は「これが長女と次女の違いよね」と兄弟・姉妹論に発展し、隣の席の若い女性に向かって、「Iさんは長女、次女?」と聞き、彼女が「次女です」って答えると「ほら、やっぱり次女は勧められると断れないのよ」とさもあらんという感じで言いました。

ええ、どうせ私は可愛げのない長女気質ですよ。
普通はこうって言われても、自分を貫く頑固ものです!

でも、キティちゃんのピンクのカードなんて、絶対いらないもん!!

告白

有楽町スバル座にて、松たか子主演「告白」を鑑賞しました。

教師である森口悠子(松たか子)が、自分の子供を殺した生徒ふたりに復讐する話なのですが、よくもまあ、ここまでのアイデアが思いついたなぁ~というくらいリアルで、ちっとも救いのない珍しいタイプの映画です。

湊かなえの原作にかなり忠実に描かれていて、作品の雰囲気などがそのままの形で映画になっていて違和感なく観られました。

暗く、胸に突き刺さるような映画ですが、親が子に抱く愛情のさまざま。
子が親を思い、慕う気持ちなど、愛情について描かれている映画でもありました。

R15なんですけど、逆に中学生の今の子供たちに見て欲しいと思う映画でした。
ただ、多感な時期の子供だと受け取り方がどうかなというリスクもありそうでしたけど。

でも、このような映画をきっかけに人の命について話してみるということもありかも知れません。

殺された幼いわが子を思う教師、その子供を殺してしまった子供の母親。

松たか子と木村佳乃のふたりのハマリ役ともいえそうな演技に注目です。
子供たちも素晴らしい演技で、こんな役よくできたねという感じ。

子供を思うあまり、自分まで鬼畜になってしまう母の心理を見事に演じています。
後半のファミレスを出た後の演技にはホロっときました。

とりとめない感想ですが、映画としての出来はかなり高い作品で、一気に最後まで観てしまった!という飽きさせないスピード感のある映画でした。

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(C)2010「告白」製作委員会

「告白」(2010)

上映時間:106分
脚本・監督: 中島哲也 

松たか子(森口悠子)
木村佳乃(下村優子(直樹の母))
岡田将生(寺田良輝(ウェルテル))
西井幸人(渡辺修哉)
藤原薫(下村直樹)
橋本愛(北原美月)

行けるけど、帰れない。

正確には帰れることは帰れます(笑)

かばんの中身を移動した時、Suicaを入れ替えるのを忘れ、駅まで行って「おっ!これならいつもより早い急行に間に合う♪」と思ってかばんのポケットに手を入れたら、会社のビルの入館証しか入っていなくて、「ゲッ!切符買わないとダメかい!」とお財布を取り出すも、

「120円しか入ってない・・・・」

前の日に新大久保でご飯を食べて、安いところだからと銀行でお金を下ろさずに飲み食いして財布に小銭しか残っていず、会社に行ってから近所のATMで下ろせばいいや~と思っていたので切符すら買えないことになりました。

「しゃーない、銀行寄ってくか」

銀行というより、駅の近くのATMですが、どうせ次の急行まで10分くらいあるので、2軒ハシゴして支払いが必要な物まで済ませてしまいました。

帰り。
溜池山王駅の券売機の前に佇むも、「東急線」というところには「目黒経由」の文字しかなく、渋谷経由の切符をどうやって買えばいいのか分からなかったので、係の人に「あのぉ、渋谷経由で田園都市線に乗りたいのですが」と聞いたら、あっさりと「渋谷経由は扱ってないんです」とのたもうた。。。

「なんでやねん」

だって、行きは渋谷までの金額と渋谷経由で160円分合計400円の切符が買えたのに、なんで逆の切符を売ってないの?

同じ銀座線を逆に乗るだけなのに。
銀座線は目黒に行かないのに、どうして目黒経由の切符しか売ってないの?!

意味不明(怒)

渋谷まで買ってあとは着いたら精算しろといわれ、納得できないまま銀座線ホームに向かいました。

チョー、意味不明!

いらない、蝉ブローチ

会社帰りのいつもの道。

買い物を済ませて後は坂を下って自宅マンションへ・・・と、ボケーっと歩いていたら、いきなり「ガシッ!」って感じで右胸のちょっと上あたりに何かがとまった。

「ゲッ!!」

見ると蝉がまるで蝉ブローチのように絶妙の場所にしがみついていた。
衝撃が大きくて、逆に妙に冷静になり、「あれれ」なんて漫画みたいなセリフを本当に口から出してしまった。

しがみついている力が強くて、上からフーっと強く息を吹きかけてもピクリとも動かないので、しかたなく(意を決して)手で払った。

ブン!

と音を出して飛んでいき、その姿にゾゾッとしながらもホッとして歩きだした。

油断はならない。

またいつこちらに向かってくるかも分からないし。
ブンブン飛んでいる蝉から目をそらなさいようにして、早足で歩いた。

夏の夜道は、ご用心。

家政婦は見た! Woooも見た! ~こんな形で復活するとは~

市原悦子さん主演で長年に渡って放送されていたドラマ、「家政婦は見た!」。

惜しまれつつ最終回を迎えてからどれくらい?と思いますが、その家政婦は見た!が新型テレビの宣伝番組としてHITACHI Woooのスペシャルサイトで復活しています。

なんと会長さんはじめ家政婦紹介所の皆さんも復活し、怪しい家でのチャンネル争いなどに引っ掛けて、Woooをさりげなく宣伝。

あのドロドロな雰囲気そのままに物語(ってほどでもないですが)は展開していきます。

「テレビ・・・替えたのねぇ」

あの名調子でつぶやく市原さんの真剣な演技に大注目です♪

かなり爆笑ものなので、ぜひご覧あれ!

家政婦は見た!を見たい人はこちらまで

レスラー ~落ちぶれたおじさんレスラーに残されたものは~

落ちぶれた俳優といわれたミッキー・ロークが完全にスターの座にカムバックしたと言われる作品「レスラー」。

アカデミー賞主演男優賞ノミネートをはじめ、ゴールデングローブ賞や英国アカデミー賞の主演男優賞など、数々の賞を総なめにし、数えてみればその数54。

本国アメリカでは、スタジオ側の大反対を押し切ってミッキー・ロークを主演に起用したダーレン・アロノフスキー監督のわがままが原因で制作費の大幅減額があり、上映についてもメジャーな映画館での封切りが出来ず、当初はわずか4館でのスタートだったそうです。

スポンサーや関係者としては、すっかり過去の人となったミッキー・ロークをなぜ主演に?というのも分からなくはありません。

私もこの映画で再度注目されるまでは、多少の映画出演はあったのでしょうが、彼の出演作など観る機会もなく、すっかり存在を忘れていたほどです。

ボクサーをしていたために顔にダメージを受け、さらに整形の失敗でかなり顔も崩れてしまって、かつての「美形俳優」はどこへやら。

これでは、仕事は減って当然という状況だったようです。

2000年代に入って出演したいくつかの映画でも高い評価を得ていましたが、主演にとまではいかなかったのが、今回スタジオ側が提示したニコラス・ケイジではなく「どうしてもミッキー・ロークで」というのは彼の人生がこの物語の主人公にオーバーラップしていたからでしょうか。

とにかく監督が譲らなかったので、制作費も大幅に削減されてしまい、低予算で撮らなくてはならなくなったそうです。

それでもなお、出来上がったこの作品が全世界で評価を受けたのは、とことんまでリアルに徹した試合シーン(これはもう、目を背けたくなるようなリアルさで、本物のレスラーたちが大勢出演し、本当に試合をしているのです)とミッキーの人生生き写しのような迫真の演技、この二つの要素が大きかったと思います。

話の運びは地味なのですが、それが逆にグイグイと観る者を引き込んでいきました。

また、本物のレスラーたちが繰り広げるロッカールームでのアドリブでのやり取りや、体を作るためのドラッグの数々、そして日本でいえば「やらせ」にあたる試合の段取りを決めるやり取りなど、ここまでいいの?ってくらいリアルに描かれていました。

よく色々なスポーツのやらせ疑惑なんてのが話題になるときがありますが、アメリカではレスリングはエンタメとして認知されているから、大丈夫なんでしょうか?

ちょっとここは笑えました。

最後のシーンについては、これで良かったのか、もっと先を見たかったかも・・・という感情が交差しましたけど、このラストだから良かったというのは、いえると思います。

見返したいような、見返したくないような・・・。
本格的なプロレス映画というだけでは終わらない、じ~んと胸に来る映画でした。
ヒューマンドラマという要素が強いので、ちょっと目を背けたくなるシーンは多いのですが、ぜひ女性にも観ていただきたい映画でした。

大満足です♪

<ストーリー>

かつて一世を風靡したトップレスラーだったランディー(ミッキー・ローク)は、全盛期から20年経った今ではすっかり落ちぶれ、アルバイトで細々と生計を立てながら週末にはリングに上って暮らす日々を送っていた。

一人娘とは疎遠になり、密かに思いを寄せるストリッパーともなかなかうまくいかず、孤独の中で生きる彼にはリングでの試合だけが自分の存在意義を感じられる場所だった。

ある日、長年のステロイドその他の常習による弊害が彼を襲い、心臓発作で倒れた。
医師からの勧告で引退を決意するが、プロレスしか生きるすべをしらない彼は、徐々に孤独の度合いを深めていった。

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FoxSearchlight/Photofest/ゲッティイメージズ

レスラー
原題: THE WRESTLER(2008)
上映時間:109分 
監督: ダーレン・アロノフスキー 

ミッキー・ローク(ランディ・ロビンソン)
マリサ・トメイ(キャシディ)
エヴァン・レイチェル・ウッド(ステファニー)

墓穴を掘る覚悟はあるか。

自分が色々と不満を抱えていると、なにかで発散したくなりますよね。

大声で歌ったり、スポーツで汗を流したり、お酒を飲んだり。
昨日会った友人は、ヨガやピラティスを始めたそうです。
体形も少しすっきりしてきて、私もやってみちゃおうかしら・・・なんて思ったりして。

体、鋼鉄のように硬いんですけどね(笑)

そういうポジティブな発散ならいいのですが、ネガティブな発散の仕方だと本当に困ります。

ある人が意図的に嘘をいい、話を作って誰かに伝える・・・ということをしていることが分かりました。

私は、疑問に思ったらはっきり確認するので、「これって本当ですか?」って本人に聞きます。

すると、本人の言い訳かも・・・とも思えない内容で、その人が言っていたことがまったくの嘘だと分かったりしました。

「あまりAさんの前で愚痴をこぼすと気にしてしまうと思うので、愚痴は言わない方がいいですよ」と言ったことが、言われた人はAさんに「XXXさんから、Aさんとは話しをしない方がいいと言われた」と意図的に話が変わってしまったり。

これでは、Aさんは「XXXさんて何でそんな酷いことを言ったんだろう」ってなりますよね。

この時もAさんからXXXさんからそんなことを言われたと聞いたと聞き、まさか・・・と思ったので、「XXXさん、本当ですか?」と聞くと、上記のようなことを言っただけで、何故話をしない方がなんてことになっているのかと絶句していました。

最近、この頻度が多くなって、正直彼と話をするのは怖いです。

可愛い嘘ならまだしも、意図的に人を悪者にするような嘘は、その内容がたとえ些細なことでも許されていいわけはないと思います。

不満があったら、その不満を解消できるよう努力すべきだし、そのために相談する人もいるのに、結局色々な人に不満や嘘を言っているので、「報復が怖くて相談できない」ということをおっしゃっているとか。

すみません、それは自業自得です。

決して悪い人ではないし、強烈な人たちの中で仕事をしているので、確かに大変かも知れません。

ご苦労も多いだろうな・・・と思うこともあります。

でも、不満があるからといって人を傷つけるような嘘をつく人は信頼もなくすし、先は長くないと思います。

人を呪わば穴ふたつ掘れ

人に悪いことをするなら、その分返ってくるから自分の墓穴も掘っておけということですが、それくらいの覚悟もなく、人など傷つけるべきではないですね。

プチ熱中症?

ここ2週間くらい、ずっと手のひらと足のうらから体の熱を放出してるんじゃないの?って感じに暑くて暑くて、クーラーの効いた室内でも団扇であおいで「暑い~sweat01」と汗をかきまくっていました。

食欲はあるし、別に平気なんですけど、でも朝起きる時にすっごくだるい時があって、まぁ、家にクーラーないし、その中で寝ていればそういうもんかなと、頑張ってシャワーを浴びて出勤していたんです。

でも、会社でも「暑い~」(笑)

今日も、昼間は風もなくエアコンなしの部屋は暑くて汗をかきまくり、お昼に誘われたのでシャワーを浴びてから近所の美味しいお蕎麦屋さんに出かけましたが、そこは結構冷えたお店だったのに体の芯はマグマっぽい感じでした。

「なんか変だ」

かれこれ2週間も同じような感じなので、普段そんなに体温が高いわけでもないし、これだけ汗をかけば普通は調整されるはずなのに、暑くて暑くてかないません。

「おっ!そうだ。うちには電子体温計があったじゃないの」

と普通は基礎体温などを測るのに女性が使うのを買ったのは覚えていますが、未だ基礎体温などつけたことがない私は、色々と探し回ってやっと見つけました。

「ピピピピピ」

しっかり測れたよ~という合図の電子音が鳴ったので見ると

「げっ!」

なんと37.6度もあるじゃないですか。

「どうりで暑いわけだ、そしてだるいわけだ」

かといって、どうなるものでもないのですが、保冷剤用に買った物を凍らせているので、タオルを巻いてなるべく体を冷やすことにします。

別にそこまで具合が悪いわけではないので、これって風邪とかじゃなくてプチ熱中症なのかも知れませんね。

困った困った。

誹謗より希望を

最近、暑くて勉強などに身が入らず、ダラダラしているのですが、暇つぶしに本を1日1冊くらい読んでいます。

といっても、エンタメ系ばかりなのですが・・・。
今野敏(こんのびん)といえば、今ドラマになっている「ハンチョウ」の原作者といえば分かるでしょうか。

今野さんの警察小説って、骨太で本当に面白いです。
それぞれの主役?のキャラがしっかりしていて、その主人公がどう行動するかというより、どう考えるかというのが面白いです。

それぞれシリーズになっているのがありますが、私が好きなのは隠蔽捜査のシリーズ。
組織の中枢にいたエリート警察官僚が、あることがきっかけで所轄の署長になるのですが、どんな状況になっても自分を貫く主人公の描き方は見事です。

しっかり取材してあるのか、不自然さがなくストーリーも良く出来ているのでグイグイ引き込まれます。

ハンチョウも人気ですが、あれもハンチョウのキャラクターがよく描けているからこそでしょうね。

今野さんの警察小説をあらかた読んでしまったので、今日は何にしようかなぁ~と本屋に行って、手に取ったのが菅直人首相の妻である伸子さんの著書でした。

幻冬舎らしく、タイトルは「あなたが首相になって、いったい日本の何が変わるの」。

7月20日に出たばかりなので、旬な話題も結構出てきます。

サミットに出る時に首相夫人に1万円の日当が出ることなど(それにしても少ない気がしますが)、全然知らなかったことが情報公開(笑)されています。

本を書くきっかけは、自分の言ったことが切り貼りされて、まったく意図が違って伝えられたり、インタビューを断ったら昔の映像などを使いまわしされたことから、どうせなら自分が思っていることを書いて、どうぞこれを読んでくださいといえるものを作ろうということだそうです。

菅首相とのなれそめから、子供の不登校や何故選挙に出ることになったのかなど、結構明け透けに書いてあってなるほどとなる内容です。

すべてにおいて納得という内容にはなっていませんが、主婦として国会議員の妻として40年人生を共にしてきた人だけあって、鋭い視点も持っています。

分からないことは分からないと素直に書いてあることにも好感を持ちました。

私は、民主党の政策に諸手を挙げて賛成でもないですが、いい加減意味のない中傷や批判を繰り返すメディアの言うことを鵜呑みにしないで、みんなが自分の目で確かめて選挙の一票をどうするかを決めるようになればいいのに・・・と常々思っているので、政権交代が実現して、思っていたより政権与党の仕事は大変だということに気づいた時点で引きずり下ろすより、あれがダメこれがダメではなく、政策ごとにちゃんと情報を公開してもらい、自分の目である程度の期間見て、今後政権を任せられるのか判断できればと思っています。

どこが政権を取ったって、その政党のすべての政策に満足できたり賛成できたりするわけではないので、プライオリティーを見極めていく目を国民も持つ時代になったと思います。

議員さんがこの県のため、この町のために何をしてくれたかというより、国会議員は国を背負っているわけですから、私たち国民ももう少し視野を広く持って、プラス・マイナスの評価を一票で下していけばいいのだと思います。

少なくとも、自民党には長いこと「おかしいな」と思っても票を入れ続けてきたのだから、与党になったばかりでこれからという政党を今の時点で引きずり下ろして、じゃあ、どうするの次?としか思えません。

これから現実的な内容になってくるであろうマニュフェストが本当に日本をよくする政策なのかどうなのか、もう少し見極めてからでも良いと思いますが・・・。

こんなにクルクルと一国の総理大臣が変わっては、他国との関係もうまくいかないだろうし、日本の立場や政策などを強く主張することもできないでしょう。

韓国や中国寄りというので批判している人も多いようですが(私もちょっと非現実的だとは思います)、それが全てではないので、自分自身も賢くなって政治を見ていきたいと思いました。

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