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第4種接近遭遇 ~The 4th Kind~

2010年1月9日(土)
3連休とはいえ、特別な予定はなく、月1回のお約束であるアナスタシアに眉のお手入れに行きました。
今回担当してくださった方は、後で聞いたら去年の7月に1度担当してくれた方で、お店でお顔は見かけていましたが、久しぶりにお話しました。
するとびっくり。
たった1回のしかも半年以上前にちょっと話しただけのことを覚えていて、その記憶力と気配りに驚いてしまいました。
昨日、マックにぶち切れたばかりだったので、プロってこういうもんだよなぁ~と感心してしまいました。
そうはいっても、ちっとも恩着せがましいわけではなく、自然な感じで楽しくおしゃべりできました。

さて、アナスタシアに行ったとなったら、もうひとつのお約束は終わってからの映画鑑賞。
今日は何にしようかなと、まったく決めていかなかったので近くの映画館をちらっと見たりして、シネパレスでやっていたミラ・ジョボビッチ主演の「The 4th Kind フォースカインド」を観てきました。

いやぁ~、この手の映画は「矢追純一特番」で胸躍らせた世代の人には結構ウケそうな気がします。
何を隠そう、私もその一人(爆)

かなり賛否が分かれる映画だとは思いますけど、私は「アッチ系」のお話は大好きなので、結構楽しめました。
とはいえ、ある理由から最後はなんだかなぁ~という感じでちょっと不満は残りましたけど、まぁ、冬の土曜日の午後を楽しく過ごしてまいりました。

ある理由とは・・・(ここから先は久しぶりにネタばれなので分けます。これから鑑賞される方は、読まないでくださいね)

この映画は、モキュメンタリー(英語: Mockumentary)と呼ばれる手法を使って作られたフィクションです。
「ブレアウィッチ・プロジェクト」や「クローバーフィールド」など、手持ちカメラで撮影したドキュメンタリー風の映画のちょっと種類が違うバージョンです。

種類が違うというのは、主演のミラ・ジョボビッチが最初に登場し、「私は、アビゲイル・タイラー博士を演じています」と自分が女優であり、ここでは「再現部分を映画として撮った」という風に観客に語りかけ、「実際の映像」として彼女が演じているアビゲイル・タイラー博士の実物インタビュー映像を織り交ぜて物語を進ませていきます。

実を言うと、公式サイトなどのストーリー紹介のページは映画のことを分かりもしないバカが書いたとしか思えないほど酷いネタばればかりで、せっかくの映画の面白さが半減することがあるため、最近は一切予備知識なしでCMや映画の予告のみを見て適当に選ぶことにしています。

というわけで、どんな映画かもよく分からないで見始めたので、最初はモキュメンタリーだとは気づかず、ちょっと騙されてしまいました。
でも、後から「ん?!」とおかしいなと気づいて、なんだそうかと思いながらも半分真剣に最後まで観たのですが、家に帰ってきてから情報を検索し「なんだやっぱりそうなのかー」となった次第。

でも、それはそれで変に分かった風で観なかったために、普通に映画を楽しめたから良かったです。

ブレアウィッチやクローバーと違って、全部うそ臭い感じではなくて(いえ、十分胡散臭くはありましたけど)、なんとなく「実際の映像」っていう方も本物っぽく見えたんですね、最初の方は・・・(笑)

映像がエスカレートしてきてからと、博士のインタビューの年月を見て、「これ、絶対変だよね」と気づきました(やっと)。
冒頭でミラが言う「見たものが本当かどうか信じるのはあなた次第」というセリフも意味深です。
The 4th Kindというのは、宇宙人に遭遇した際の4番目の状況で、「宇宙人にさらわれ、拉致された」経験のことを言うそうです。宇宙人好きの私も「矢追特番」から数十年?の時を経て、すっかり忘れてしまいましたから、へぇ~という感じですが・・・(笑)
本物風の映像が本物のように見えたのは、どう見ても素人っぽいいかにもな感じの人がタイラー博士を演じていて、そして演技がすごく上手いんですね。
なので、まるで本当のインタビューみたいに見えたんです。
で、それがなぜ嘘か分かったかといえば、そのインタビューは2001年に収録されたと出てくるのに、インタビューアーがこの映画の監督なんですよ。

「絶対、うそやろ」

と思いますよね。

まぁ、最初は「なんか変じゃないこれ?」くらいだったんですけど。
宇宙人の話す言語がシュメール語っていうのも笑えます。
円盤使って地球に来るくらいの文明であれば、言語の習得というか、翻訳なんてたやすいと思うんですよね。
実際、何度も何度も地球を訪れているとされているわけですから。
ここら辺がいかにも嘘っぽい・・・てか、それで「なんだ、やっぱり騙されてないかぁ?」って確信に変わったわけです。

不満だったある理由というのは、そうやってフィクションにもかかわらず、なんとか本物っぽく見せたいがために何から何まで曖昧なまま。

宇宙人とかもはっきり出てくるわけでもないし、なんで遭遇した人たちが自殺したりするのか分からない。
犯人は宇宙人という仮説はあっても、その宇宙人がしたことの謎について「こうではないか」という仮説はすごく曖昧。
シュメール文明の展示を見ると宇宙人らしき物が描かれた壁画があったりなんていう風につなげるのは最もらしかったけれど、なんでそんな紀元前のすっごーーーーい昔の文明を今来ている宇宙人が引きずってるんだか?って笑えました。

そういう「本物っぽくするためには、訳分からなくしておいた方がいいよね」って作り方なので、地味だし面白みには欠けます。かといって、ホラー要素は低いので怖いというのも「実際の映像」ってやつでいきなり人が宙に浮くシーンで、本当にいきなりなので「ドキッ」とはしますけど、後はなぜか映像が乱れて分からない。。。。

もっとへんちくりんなのは、タイラー博士が催眠で不眠症を訴える人々の記憶を呼び覚ますという部分で、そうなった時に患者が暴れだしたりするんですけど、その時その患者が「シュメール語」を話し出すんです。
これじゃー憑依じゃないですか(笑)
あり得ない・・・・。
なんか、ストーリー展開は、はっきりしないXファイルって感じでしたね。

とまぁ、こんな感じなので、映画を観てスキっとしたい!って方が観たらスキっとはしません(笑)
怖がりたい!って期待大で行くと「これだけかい?」って突っ込みたくなります。

でも、私は敢えて言いたいのですが、この手の手法で作られた映画にしては、全編手振れ映像を流されるより、再現としてきちっとした映像を混ぜて作られた方が、観やすいですし、すぐ嘘とは分かりますが、ちょっとした騙され感も楽しめるので、結構「あり」な映画でした。

mila 
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アラスカ州ノーム。何者かに夫を殺害された心理学者のタイラー博士(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、夫の遺志を継ぐべくこの町特有の原因不明の不眠に苦しむ住民たちのカウンセリングに当たる。患者たちが一様に同じ症例を訴えることを不審に感じた彼女だったが、ある患者に催眠術をかけ、記憶を呼び起こさせようとするが、その結果、その患者は謎の言語を発するとともに妻子を殺して自殺してします。
他にも同じような事件が発生してしまい、保安官には、タイラー博士が原因でこうなったと責められ、博士は段々と追い詰められていく。

The 4th Kind( 2009) 
監督: オラントゥンデ・オスサンミ 
上映時間: 99分

出演:
ミラ・ジョヴォヴィッチ(アビゲイル・タイラー)
ウィル・パットン(オーガスト保安官)
イライアス・コティーズ(アベル・カンポス)
ハキーム・ケイ=カジーム(-)
コーリイ・ジョンソン(-)
エンゾ・シレンティ(-)

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