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寒い冬には、やっぱり鍋♪

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昼間は暖かくても、やっぱり夜は寒いですねぇ~。
というわけで、今日は水炊き。
鶏のもも肉、真たら、そして牡蠣♪

味噌味は、変化をつけられないので、やっぱり昆布とお酒で煮込みます。
付けダレは、ゆず風味のポン酢です(香りの蔵がお気に入り)。

ディセント2  ~地底でこんな目に遭ったらどうする?!~

ホラー映画友の会の最新鑑賞会では、2005年に低予算ながらもヒットした「Descent」の続編を見てきました。

以前のお話は、洞窟探検に出かけた女性グループが落石で出口をふさがれてしまい、洞窟の中をさまよううちに大変な目に遭うというお話です。

この「大変な目」というのがポイントで、「そうきたかぁ~」という笑ってしまうような展開で低予算B級ホラーとしてはなかなかの旨い出来の映画でした。

ストーリー的には、謎解きなどではなく、その大変な出来事(かなり不条理)を楽しむ映画です。

今回のパート2では、その大変な目に遭ったグループの中で命からがら逃げ出したサラという女性が意識の混濁で残りの女性たちのことを思い出せないでいるのですが、毎度おなじみ「お馬鹿なアメリカ人」の保安官に救助活動に引っ張りだされます。

そこで、また不条理な目に遭い、1作目よりもさらにパワーアップしたアクション・ホラーとなっていくのです。

<感想など>

いや、面白かった!
ライトが消えてしまったら漆黒の闇、そして行く先がどんな場所か不安がつのる洞窟内での移動。

で、こんなことがあったら自分なら即死んじゃうよなぁ~というあり得ない展開で、同行のおタツは隣で飛び上がっていました。
今回は、私のあまり好きではないスプラッター要素もパワーアップしていたので、「うぇ~」となった箇所も多いのですが、スピードがあるのであまり気になりませんでした。
お馬鹿なアメリカ人というのは、「こいつがいなかったらきっとこの人たちは助かっていたのかも」という行動ばかり取り、迷惑千万なやつなのですが、同時にこの馬鹿な保安官がいなかったら、そんな展開にならなかったということを考えると馬鹿なやつを出さないとこうはならなかったのねと納得はできました。
途中、結構「あり?それはないんじゃない?」と突っ込みたくなる場面は多々ありましたが、元々あり得ない展開で進む話なのでそれは言わないでおきましょうという感じでした。

見終わってから「脱力~」という力の入っちゃう映画で、B級ホラーここにありという久しぶりのヒットでしたね。
お勧めです。

<ストーリー>
アパラチア山脈の洞窟探検に出掛けた女性6人のグループが行方不明になるという事件が発生。届出のあった場所を捜索するも見つからず、救助隊に焦りの色が・・・。そんな時、同行していた保安官(ギャヴァン・オハーリヒー)宛に、グループのうちの一人、サラ(シャウナ・マクドナルド)だけが血まみれの状態で発見されたという連絡が入る。保安官が彼女の運ばれた病院を訪ね、残りの仲間たちの安否を聞くのだが、サラは意識が混濁していたため、救助隊はやむなく彼女を連れて洞窟に向かう……。

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(C) 2009 CELADOR FILMS LIMITED.
ALL RIGHTS RESERVED

ディセント2
原題:Descent Part2
監督 ジョン・ハリス
脚本 ジェームズ・マッカーシー 、J・ブレイクソン 、ジェームズ・ワトキンス
出演:
シャウナ・マクドナルド(サラ)
ナタリー・メンドーサ(ジュノ)
ダグラス・ホッジ(ダン)
クリステン・カミングス(リオ)
ギャヴァン・オハーリヒー(ヴェインズ保安官)

渋谷シアターNにて上映中
11/21~11/29 17:15/19:15~終20:55

冬が来た。

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駅前のパン屋さんの前にいました。

寒い寒い、冬が来た。

クリスマスまで、あと1ヶ月。

早く、暖かい国にエスケープしたい。

その土曜日 朝、8時57分

見てる傍から情けないというか、泣きたくなる映画です。

もうちょっとましなこと考えられんのか?って突っ込みたくなるんですけど、人間追い詰められるとこうなっちゃうのねという典型的なお馬鹿男の話。
まぁ、そういう風に冷たく言えない部分もあります。
身につまされるというか、「親の期待に応えたいけど、そんな実力ないし」って自分がいた場合、開き直って「僕にはそんな能力ありませーん」と身の丈にあった暮らしを送るか、それとも見栄を張って生きるか。
見栄を張って生きる場合、もし何かで躓いたら、それこそ一寸先は闇ですね。

アンディ・ハンソン(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、長男として親の期待を一身に背負いながら、その重圧と共に生きてきた男、妻にも周囲にも虚勢を張っているからか、どうやら何か問題がある様子。
一方、その弟で次男坊のハンク・ハンソン(イーサン・ホーク)は、そんな兄に庇われながら、親にも可愛がられて育ったからか、どうにもうまく生きることができず、妻からも三行半を突きつけられ、無理してセレブ校に入れてしまったがために学校の費用で手一杯になり、最愛の娘の養育費にもことかくありさま。
別れた妻からは、甲斐性なしと顔を見ればののしられる始末で、見ているだけで情けなくなります。

このふたり、見栄の生活と子供へのお金のためにそれぞれとーってもお金が欲しいんですね。
お互いそれぞれの理由で、近いうちにお金が入らないと、かなり困ることになる。
でも、こういう人たちって、「だったらがむしゃらに働こう」とは考えることができないわけです。

となると、残る方法はただひとつ。
ヤバイことやって大金をつかむしかない・・・となっていきます。

お兄ちゃんは、変に「自分は頭がいい」と思っているらしく、ある計画を「完璧だ」と思って弟に実行させようとします。

自分は、やらない。
考えるだけで、実行するのは喉から手が出るほどお金が欲しい弟です。

でもね、次男坊で可愛がられて育ったから、そうそう「俺は悪人になるぞ」なんてことにはならないので、その計画に乗ったはいいけど「やっぱりひとりじゃ無理だ」とある人物を巻き込んでしまうんです。

これが運のツキ。

誰も傷つかないように完璧に考えた計画だったけど、実際に人はふたりも死んじゃうし、人まで死んだというのにお金は手に入ったわけじゃないし、計画を実行する前よりもーーーっと悪い方向に進んで行ってしまいます。

あーあー、馬鹿だなぁ~。
見ているとため息が出てきます。

悪いことって、するもんじゃないわ。

最後は最後で「そーだよねー、そうなっちゃうよねー」という悲惨な結末が待っています。

はっきりいって、救いのない話ってのは、こういう話なんじゃないかと思う悲しくて重たい映画でした。

それはそうと、冒頭の数分がフィリップと妻役の人のベッドシーンなんですけど、これがもう「やめてくれないかしら」というリアルさ。

「あんたのお尻なんて見たくないわよぉ!!」

って叫びたくなりました。

あの体型でそれはないでしょーーーみたいなシーンで、なくても良かった気がする。
でも、倦怠期でいつもはそんなにうまくいっていない夫婦が、旅行先では昔みたいになれたという、このことも後の伏線になってきているんですよね。

気持ちわかるけど、悪いことはやめとこうね・・・っていうか、世の中そんなに甘くない、言いたいことはそれかもねって思いました。
原題は、 BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU'RE DEADなんですけど、この意味もなんとなく「なるほどねぇ」と納得の映画でした。その意味は、冒頭でのナレーションですぐわかりますが、なんでそういう題名なの?というのは全編を通して見ていると「言いたくなるわね、それって」ってわかります。

とはいえ、馬鹿兄弟の父親役で出ていたアルバート・フィニーって年取ったわねぇという驚きの方が映画の余韻を感じるより大きかったです(笑)

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(C) 2007 CAPITAL FILMS LIMITED.
ALL RIGHTS RESERVED.

その土曜日、朝8時57分

原題:BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU'RE DEAD
製作年度: 2007年
アメリカ/イギリス
上映時間: 117分
フィリップ・シーモア・ホフマン(アンディ・ハンソン)
イーサン・ホーク(ハンク・ハンソン)
マリサ・トメイ(ジーナ・ハンソン)
アルバート・フィニー(チャールズ・ハンソン)
ブライアン・F・オバーン(ボビー)
ローズマリー・ハリス(ナネット・ハンソン)

スペル ~わたしを地獄に連れてって~

アナスタシアに眉毛のお手入れに行った時は、お約束で映画鑑賞です。

本当は、前売りを持っているマイケル・ジャクソンのThis is itを観ようと思ったのですが、14時前だというのに16時の回が×印だったので、18時まで暇を潰すのは無理だし嫌だなぁ~とぴあにチケットを観に行ったら、「エクソシスト以来、30年・・・」みたいな文句のついたサム・ライミ監督の「スペル」が渋東シネタワーで15:50から上映となっていたので、1,300円払ってチケットを買いました。

 

話としては、銀行の融資係が老婆の住宅ローン返済期限の延長を断ったことから呪われるという、いたってシンプルなお話です。

エクソシストを引き合いに出すほど、ホラーとして成功しているかというと、まったくそんなことはありません。

あの、心にズシンとくる名作は、この映画の比較になるものではないので、なんでそんな嘘を!!って叫びたくなります。

とはいえ、この映画自体は「めっちゃ面白い!」

ホラーとしてではなく、エンターテイメント映画として「笑える」映画に仕上がっていました。

怖いといえば、「おっ!来た!来た!」というドキドキ感と「うわっ!出たぁ~!」というびっくり感が交互に襲ってきて、グッと体に力が入りました。

音も昔の映画館では考えられないほど良いので、ドカーンと驚かされて「ひょえぇ!」と飛び上がった後は、映画館の中に「あっはっは#」と笑いが起こるという状態。

なんとなく、映画館中にみんなで観てる感が漂っていました。

予告を見た方は、正統派のホラーを期待していくことなどありえないと思いますが、間違って「エクソシスト」に釣られて行ったりしたら、とんでもない肩透かしを食らうことでしょう。

正統派ではないにせよ、観終わった後は「あ~面白かった♪」と大きく息を吐いて笑顔になる・・・・そんな映画です。

 

<ストーリー>

最近入ったばかりのライバルに勝ち、銀行で昇進したい融資係のクリスティン・ブラウン(アリソン・ローマン)は、上司に仕事ができることをアピールする必要に迫られ、焦っていた。そこへ、ジプシー風の老人(ローナ・レイヴァー)が不動産ローンの延長願いを申し出てきたが、上司に相談すると「君に任せる」と言われる。ライバルを横目に見て、『手柄を立てないと負ける』本当はできないことはなかった延長だったが、意を決したクリスティンが拒否すると、老人は態度を豹変。敵意をあらわにし、クリスティンに飛びかかる。

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(C)2009CurseProductions,LLC

 

スペル

原題:DRAG ME TO HELL

製作年度: 2009年(アメリカ)
上映時間: 99分

出演:アリソン・ローマン、ローナ・レイヴァー

ゼロの焦点(新) ~見る気がしないのは、なぜだろう~

松本清張生誕100周年の記念作品「ゼロの焦点」が2009年11月14日から公開されます。

3人の女性が鍵となる映画ですが、1961年製作の野村芳太郎監督作品では、その3人の女性を久我美子・有馬稲子・高千穂 ひづるという当時の人気女優が演じて話題になった映画です。

さすがに生まれていないので見たのはDVDですが、こういう昔の作品を見ると「日本語というのは本来綺麗な言語だなぁ」とつくづく感じますし、昔の俳優さんて、やっぱり今と違うなと感じます。

また、脚本が橋本忍・山田洋次という日本を代表する脚本家というのも、軽さを感じさせません。

この時代の映画は、今見ると確かに古臭いし、何もない時代でちょっと地方に行くにも夜行列車に乗らないといけなかったり、電話は近所の人に借りに行ったりと、今なら考えられない不便さを感じますし、展開が遅くなるというデメリットもあります。

でも、それだからそこの情緒もあって、今の作品との違いは、薄っぺらさがないというか、作品に厚みを感じられるような気がします。

今年リメイクされるというので「おっ!」となりましたが、禎子役(主人公)が広末涼子と聞いて、まったく観に行く気がなくなりました。

別に広末涼子が悪いというわけではないですが、この作品のこの役にどうして配役されたのか不思議でしょうがないんです。

おくりびとの時もそうでしたけど、よほど事務所の力が強いのでしょうか。

最近は、その役にあった配役よりも、そのスター目当てにお客が入ればいいという配役が多すぎる気がします。

というより、そこまで俳優の層が薄くなったのかも知れませんけど。

(広末がそんなにまで人気があるとも思えないし)。

誤解されると困るのですが、広末涼子が嫌いとかそういうこともないんですよ。

これはいいと思える役だってちゃんとあります。

俳優だけじゃなくて、最近はテレビドラマもひどいもんだし、最初は自分が歳をとって今の若い俳優に着いていかれないからだと思っていたのですが、こういう比較対象があるとやっぱりそうではない気がしてきました。

どんな重たい役をやっても、俳優本人が薄っぺらくて軽いので、どうしてもその役にはまっていかない人が多いんです。

なので、見るのが嫌になる。

それに漫画や小説の映画化ばかりで、あまり良いオリジナル作品がなくなってしまい、その「みんなが知ってる役」を演じてばかりのドラマが多いせいかもしれません。

それが悪いわけじゃないけど、たとえ原作があろうとも、もっと「見てよかった」と思えるような作品が世に出て欲しいものです。

まぁ、そうはいっても、何もすべて昔が良かったなんて思ってもいません。

今は今でいいところがあるし、昔に戻りたいなんてこれっぽっちも思っていないのですが、こと映画となるとどうにもやるせないというか、こういう文芸作品を「この人なら」と思える俳優で見たいだけなんですけどねぇ・・・。

そもそも、いるのか?っていうのもありますが・・・。

<ストーリー>

26歳の板根禎子は、広告代理店に勤める鵜原憲一と親の進めるまま見合いをし、結婚した。新婚旅行を終えた10日後、憲一は、仕事の引継ぎをしてくると言って金沢へ旅立つ。しかし、予定を過ぎても帰京しない憲一。そこへ勤務先から憲一が北陸で行方不明になったという知らせを受ける。急遽金沢へ向かう禎子。憲一の後任である本多の協力を得ながら憲一の行方を追うが、その過程で彼女は、夫の隠された生活を知り驚愕の真相に迫っていく。

ゼロの焦点(1961年松竹)

監督:野村芳太郎
脚本:橋本忍 山田洋次
【出演】
鵜原禎子:久我美子
室田佐知子:高千穂ひづる
田沼久子:有馬稲子
鵜原憲一:南原宏治
鵜原宗太郎:西村晃
室田儀作:加藤嘉
宗太郎の妻:沢村貞子

チェイサー ~追いかけて殺人鬼~

ホラー映画友の会のおタツから携帯メールが入りました。

「悲しい結末だけど、ホラー友の会的には○」

ううむ、それではさっそく見てみなければ・・・・というわけで、いつもは行かないツタヤに行き、カードの更新がてら借りてみました。

ベタベタした泣いてばかりの韓流映画は嫌いだけど、これは最初から最後まで「次どうなる?」って見入ってしまう展開で、ホラーではないけれど確かに○かもしれません。

最初から、誰が殺人鬼で誰がそいつを追う側かというのははっきりしていて、ネタがオープンになっている状況でどう話が展開していくかが面白いんですね。

ちょっと違うけど、コロンボみたい。

犯人がどうやってやったかとか初めに見せておいて、コロンボがネチネチと話をしながら真相を追究していく・・・。

こっちは、真相の追究というより「自分が働かせている売春婦がいなくなった」ことで、その犯人が売り飛ばしたのではないかという疑惑から、「女を返せ」という、最初は単に自分の都合なんですね。

でも、その話の進みの中で色々な人が絡んできてから、単純に「商売女を返せ」だけじゃなくなっていくんです。

その追う男ジュンホ(キム・ユンソク)は、元刑事。

刑事時代からデリバリーヘルス(いわゆる管理売春)まがいのことをしていたのですが、それがバレてクビになります。

それからは、デリヘルを本業として生計を立てていたのですが、雇っていた女性が連続していなくなるという事態が発生し、ひょんなことから、それが同じ携帯番号の客に会いに行った時に起こっていることに気づきます。

そして、その日にまた同じ番号からお呼びがかかって出ていった女性がいたので、「相手の家に着いたら、住所を携帯メールで送れ」と言い、女性もOKするのですが、その相手はまさしく殺人鬼。

特に何をするでもなく、すぐに殺してしまうために女性を呼んでいるようで、住まいも半地下でバスルームからメールを送ろうとしてもつながらず、そこで見つけたある物に恐れをなして「車のコンドームを取ってきます」と言って玄関に向かうと、すでに錠前がしてあり開けることができません。

ロープでしばられてバスルームで殺されるのを待つ女性。

この時点で、しらっとした犯人の表情が狂気を帯びていきます。

そこから、ある展開があって、追う男と遭遇し、追う側と追われる側の疾走が始まります。

もう、ここからは一気に動くところと緩慢な「そんなことしてる場合ちゃうやろ!」って展開がうまい具合に配置されていて、目が離せなくなります。

韓国の法制度って本当にこんななのかなぁ~とか。

私が気に入ったのは、話の展開のスピードの良さと、いわゆる「こいつを出せばOK」みたいなイケメン俳優が誰も出ていないこと。

演技とディレクションで見せる映画になっていることです。

最後も、おタツの言うように「悲しい結末」なのですが、綺麗に終わるより良かったかもしれません。

この殺人鬼自体は、2004年に20人を殺したとして逮捕・死刑が確定した殺人鬼ユ・ヨンチョルをモデルにしているそうです。

そんな事件、あったんですね。

この映画の監督は、この作品が長編デビューだそうです。

すごい才能ですね。

今後が楽しみです。

DVDで、ぜひご覧あれ!

・・・そういえば、ディカプリオでリメイクが決定したと書いてありましたが、レオがなにするんでしょう。

殺人鬼の方かしら???

どっちにしろ合わない気がしないでもないです。

chaser

チェイサー(2008)日本公開は2009年5月。

監督 ナ・ホンジン

脚本 ナ・ホンジン
出演者 キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ソ・ヨンヒ

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