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サブウェイ123 激突

アナスタシアに眉毛のお手入れに行った際は、ちょうど午後3回目くらいの上映開始時間になる映画が多いので、いつも映画館をのぞいてみます。

今回は、渋東シネタワーに行ってみたら、デンゼルワシントン主演の「サブウェイ123 激突」なる映画が上映中で、あと10分で始まる時間でした。

その足でぴあまで走り、1300円で前売り券をゲット。
戻ってチケットを交換し、劇場まで急ぎました。

品のあるデンゼル・ワシントンも大好きですが、50歳を過ぎていい感じになってきたジョン・トラボルタも結構お気に入り。

ソードフィッシュを見た時も思いましたが、この人はもう「悪役」としての認知度が高くなっていますよね。

でも、この前の「中年落ちこぼれ軍団がバイクに乗って大暴れ」みたいなコメディーでの演技も冴えていましたが。

さて、この映画は70年代に作られた「サブウェイパニック」という映画のリメークだそうです。

私はオリジナルをまったく知らないので、その情報は無視して「今の映画」として観ましたけど、エンターテイメント・ファン・ムービーとしての水準は、かなり高かったと思います。

つい最近、ある疑惑から降格されて現場に戻されたニューヨーク地下鉄運行司令部のガーバー(デンゼル・ワシントン)と地下鉄の車両、それもなぜか1車両だけをハイジャック(なぜか地下鉄もハイジャックというみたいです)して市長に1,000万ドルを要求しているライダー(ジョン・トラボルタ)。

ふたりには過去にもまったく接点はないのですが、乗っ取った電車から連絡してくるライダーの相手役になってしまったがために、ガーバーは後でとんでもないことになってしまいます。

このやり取りというか駆け引きが絶妙。

「やられたー」

と、ある場面では悪役が「やってくれるんじゃないか」って思わせてくれちゃいます。

でもね、そこはハリウッド・ムービー。
クウェンティン・タランティーノの映画ならまだしも、ここはまっとうな路線で突っ走っていきます。

今回の見どころは、デンゼルの役作り。
なんだか随分体重を増やして臨んだようで、座ってばっかりの司令部での仕事の長さが体によーく現れています。

役者さんてすごいですね。

一方、トラボルタは「マッチョな刺青野郎」として、「絶対いそう、こんなワル」って悪役を見事に演じています。

1時間弱で1,000万ドル持ってこなければ、1車両に残っている乗客を1人ずつ殺していくという条件がついている取引にどうすれば勝つことができるのか、市長・警察その他みんながそれぞれの立場で対応していきます。

それがまた噛み合ったり噛みあわなかったりで、見ている方は「おいおい!!」と画面に向かって突っ込みたくなる場面もたくさんありました。

刑事役もジョン・タトゥーロという地味なおじさんだし、市長やその他警察関係者などおじさんばかりが登場するので、あまり華やかな雰囲気はないものの、ユーモアも交えた一級のサスペンスで、最後まであっという間に時間は過ぎていきます。

ラストもねぇ~、さもありなんて感じで。

これも、かなりお勧めの映画です。

Pict01
サブウェイ123 激突(105分)
原題:The Taking of Pelham 123 

2009年アメリカ
監督:トニー・スコット 
原作:ジョン・ゴーディ 
脚本:ブライアン・ヘルゲランド 
出演:デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ、ジョン・タトゥーロ他

TOHOシネマズほか日劇にてロードショー 

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